ひーとみん離脱・残留騒動を総括する
ひーとみんカムラジ離脱or残留の件は、残留58.8%、離脱41.2%で残留で確定しました。
本来は、番組で結論が出たので、ここで言及するつもりは全く無かったのですが、私のツイートをリツイートした上で、「ひとみ店長に飼い慣らされた一派」的な言われ方をしていましたので、番組の当該部分の書き起こしと、その分析、最後に私見を述べようと思った次第です。
では、番組の離脱・残留の結果発表後の部分の書き起こしは次の通りです。
結構僅差で残留派が多数ということになりましたが、離脱・残留どちらにもたくさんのメールをいただきました。
ありがとうございます。
先週も話したけど、みんなこの番組のことを真剣に考えて離脱または残留の意見を書いてきてくれてカムイは本当に感激しました。
この番組のスタッフよりもよっぽどまじめにカムラジのことを考えてくれてるよなって改めて思ったよ。残留派の人は、
ひーとみんの棒読みを一週間の楽しみにしてるからとか、
他では雑体聞けないものだからとか、あるいは、
ひーとみんが一生懸命に棒読みしてる姿に笑いながらも励まされてるからという意見がありました。一方離脱派の人は、
棒読み面白いけど長すぎるとか、
その分コーナーが削られるのは本末転倒だとか、あるいは、
北海道からいいものを発信するコンセプトから違うのではという意見がありました。どの意見も本当にその通りで、今までカムイちゃんの番組に足りなかったことや、気づかなかったこと、長くやることで忘れてしまっていたことを思い出させてくれて改めて身が引き締まる思いでした。
ということで、このたびの皆さんからのご意見を今後の番組作りの参考にしたいと思ってます。
ひーとみんは何やっても面白いので、カムイちゃんもつい悪乗りしていろんなコーナーをやっちゃったんだけど、これはひーとみんじゃなくて、カムイが悪いです。
それによく考えると、その分カムイちゃんの喋る時間が少なくなっちゃうし、せっかくのメインコーナー・すっごい棒読みですのインパクトが薄れちゃうもんね。なので、今後は原則的に、ひーとみんのすっごい棒読みですだけをひーとみん出演のコーナーとして、必要に応じてそれ以外のパートに出演してもらうようしようと思うにゃ。
そして、できるだけメールを募集しているコーナーはやるように心がけます。ということで、これからもひーとみんを含めてカムラジファミリーよろしくお願いし摩周湖。
このたびは、たくさんのご意見本当にありがとうございました。
次にこの発言を分析してみようと思います。要点はここです。
- ひーとみん(ひとみ店長)は悪くないカムイ(番組側)が悪い
- 原則的に「ひーとみんのすっごい棒読みです」だけを出演コーナーとする。
- 必要に応じてそれ以外のパートに出演してもらう。
- できるだけメールを募集しているコーナーはやる。
ひーとみんが悪くないというのは、その通りで、頼まれたから出ているに過ぎないし、番組の企画・構成に責任を持つのは番組制作者側の仕事です。これはスタッフを責めているのではなく、役割分担としての話ですから、誤解なきように。
便宜上、番組中では「カムイが悪い」と言っているけど、カムイちゃん(ラジカムちゃん)もまた出演者の一人であり、本当に言いたかったことは、こうだと受け止めています。つまり、これは番組制作者側の代弁ですね。
離脱派意見をいくつか紹介した中で、今後の話としてメール募集をしたものについての言及をしているところを考慮すると、ネタコーナーが潰れたことへの反発が多かったのかなと思います。
さて、ここらは私見。(23:10少し追記)
番組的には、「ひーとみんの棒読みがひどいから出禁」→「brexit騒動もあったし残留か離脱かとやろう」→「残留多数でした。ちゃんちゃん」ってことを考えていたんでしょうね。
ところが蓋を開けてみたら、離脱派が多いし、コメントも結構辛辣。それで慌ててこんな感じになったのではないか…と邪推してみました。まるで放送番組審議会か何かを扱う反省系番組(週刊フジテレビ批評とか)みたいな感じだもの。
ところが実際問題、ひーとみんの部分は盛り上がっているし、完全に出してしまうのも難しい。他のコーナーが盛り上がっているとも言い難い。でも、不満を緩和させたいという思いが透けて見えます。苦渋に満ちた原稿だな~と感じました。
私は深夜ラジオって面白いのが正義だと思います。
ネタコーナーが潰れたからといって恨むのではなく、ネタコーナーを潰したら損をすると思わせるくらいになればいいのです。
結局は、ひーとみんの天然炸裂>ネタコーナーなだけなんですよ。
だったら、悔しければ、もっと面白いネタを送ればいい。もっと面白いネタを送れるようなコーナー案や企画を出せばいいのです。
それがネタ職人としての正しくある道じゃないでしょうか。
番組中では言及してないでしょうけど、恐らくは素人が番組に出ているのを面白くないとか、そういう系統のもあるんでしょう。
ただ、それならね。出られるくらい自分を高めなさいって話ですよ。
例えば、番組の中でザンギマイナス100個を突破するようなチェリーちゃんみたいなぶっ飛び方をしてもいい。
アーティストとして有名になって番組からお声がかかるような存在になってもいいでしょう。
あるいは北海道のPRという側面なら、本当にいいものを作る職人として、その道を極めるのも方法でしょう。
誰かを蹴落として、それで良い方向になるとは思えません。
また、北海道のいいものを発信するコンセプトという話ですが、いいものを紹介しようとし過ぎると通販番組みたいになるし、良い物を熱く語りすぎてしまうと説教臭くなりかねないんですよね。時間帯的にも、そういうアプローチが上手くいくとは思いにくい。
むしろ、私は思いっきりバカバカしい番組をやるくらいでいいと思っています。
北海道には面白いコンテンツを作る人がいる。番組がある。そして、たまーに、少し風味付けをするくらいで良い物や、良い物を作る人を紹介する。
面白い番組は、それ自体が強大な影響力を持ちます。そして、面白い番組はコンテンツとして売れるんですよね。水曜どうでしょうがいい例ですけど。(他局で申し訳ないが)
悔しいですが、私は面白いネタをコンスタントに書ける力もないし、面白いことをポンポン考えるような企画力もないです。だけど、私は面白いことを考える人を蹴落とそうとは思いませんね。
最後に。私は面白いものを、もっと面白くするために棒読み解析記事を毎週書いています。
本来の原稿がわかれば、読み間違いの多さも気づくでしょう。読み間違いのパターンも見つかるでしょう。それには比較対照ができると良いと考えたためです。
ご丁寧に私のWebのコメント欄で迷惑行為をしている人は、アンチの方々なんでしょうね。
IPアドレス等である程度日本国内の地域は特定できています。また、捜査当局が本気で動けばIPアドレス及び発信時刻より、どの端末・どの回線からアクセスしたかは容易に特定できます。携帯電話を用いた場合であれば、携帯電話会社が情報を保持していますので、どの電話機・電話番号から書き込まれたかまで特定できます。
度が過ぎた迷惑行為については、威力業務妨害罪での立件も視野に対応せざるを得ません。
それよりなにより、こういう陰険な行為にエネルギーを使うなら、もっと面白くして、みんなが笑える方向にパワーを使うほうがやっている人も周囲の人にも良いかと思います。
冒頭のリツイートの上、飼い慣らされた一派の一人という言い分に対しては、「もっと面白いものをぶつけてこい。お前がそれができねーポンコツだろ。あ?」で終わりです。
以上