広告ブログに明記を?
これ、線引きが難しいような…。
口コミ商品紹介 業界ガイドライン策定 「広告ブログ」明記を
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100310-00000034-san-soci
商品紹介をしているサイト・ブログにも、色々あると思うんだよね。
(1) 企業から依頼されて、商品提供や報酬をもらって書いているもの。
(2) アフィリエイト(リンクから商品購入や資料請求等のアクションがあった場合に成果報酬がサイト運営者に支払われるもの)
(3) 無報酬で勝手に紹介しているもの。
で、どうも記事を読むと(1)のようにも(2)のようにも読める。
なお、当サイトも時々、記事に絡めてアフィリエイトのリンクを入れているので、(2)に当てはまることだろう。
今後は、こういうリンクには[AD]とかの表記が必要なんですかねぇ…。
当サイトでは、(1)の例はありませんが、万が一、無償提供された場合にはその旨を明記するようにしています。報酬を受け取る場合でも記事の内容については、自由に書けることを条件としており、それを受け入れられない場合については報酬を蹴ることにしています。
レビュー記事の執筆依頼があったとしても、提灯記事を書くつもりはないですね。良い点も悪い点も全部込みで認めてくれないなら、それは私のブログでやる必要はないと考えています。
過去にアフィリエイトと記事内容についてでも書きましたが、利益を上げるために、何でも褒めて適当な記事を書くのは、読んでいただいている皆さんを裏切ることになり、そんな記事を書いている人の他の記事を信用してもらえなくなります。
短期的な利益よりも、自分の言葉で自分の思っていることを自由に書き、読んでいただいている皆さんとの信頼関係を構築することが大切であると思っています。
逆に、たとえ読者であっても、私の書く自由を侵したり、介入するようなコメント・ご意見については耳を傾けるつもりはありません。
先日のKDDI法人コンタクトセンターの記事に対するコメントが最たる例です。あくまでブログは私の私見を書いています。プロの物書きでも評論家でもないのです。でも、現業の人が見ているからこそ、わかることもリアルな声もあるはずで、それを頭から否定するようなコメントは容認できません。
そもそも、そういう方は個人のブログを見ること自体間違っています。そして、個人のブログにジャーナリストのようなものを勝手に求めていて、それに沿っていなければ、自らの名前も明らかにせず、「そんなものはノートに書け」などと言う。じゃあ、お前のそのコメントもノートに書いて、わざわざ人様のブログに書くんじゃねぇ。ってわけで。
ちょっと脱線しましたが、商品を提供する企業とブログ記事を書くブロガーをマッチングさせるサービスがあるのも知っています。しかも、サービスによっては、マッチングさせるだけでなく、記事の校閲まであり、褒める記事でないと報酬がもらえないところもあります。
ただ、そんな提灯記事を書かせたって、私のようなブロガーは情け容赦なくダメならダメ、良いなら良いって書きますよ。
そういうのに、ホイホイ乗っかるブロガーもブロガーだけど、提灯記事を書かせる企業も企業だと思いますよ。
その結果が、こういうガイドラインが出来たり規制が生まれるんです。因果応報だと思います。