私も何度行ったことやら。

小倉優子ショック？　アキバ“アイドルの聖地”消滅へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000014-ykf-ent

記事では秋葉原の無差別殺傷事件後の歩行者天国中止により活力が失われたという分析をしているけど、私はこれだけではないと思う。

まず、近年はグラビアアイドルのイベントが多いので、グラビアアイドルの集客力低下は重要な要素だと思う。

ここ最近の10代後半～20代前半のグラビアアイドルで、ずば抜けて知られている子って、出てきていないように思うんだよね。

グラビアアイドルの小粒化と、それに伴うファンの動員数の少なさは、経営が成り立たなくなる要素だと思う。30人集客できるかが一つのボーダーラインだと私は思いますね。

と、言うのも、この手のイベントでは複数購入特典というものが必ずあるもの。そして、大半のお客さんは一番いい特典を得ようとしますから、2枚なり3枚買うんです。30人なら、60枚程度は売れるわけですよね。

それより売れれば、儲かるかな～という程度になるでしょう。

そういう意味でグラビアアイドルの小粒化→ファンを集客できない→利幅が小さいという流れが出てきて、商売としては旨みが少なくなったのかな・・・と。

次に、秋葉原で相次ぐ家電量販店の統合や進出でしょうね。

エディオン、ビック、ヤマダ、ヨドバシと統合・進出が相次いできていて、アキバらしいコアなお店よりも、そこら辺の家電量販店と似たようなお店が増えて、石丸SOFT1のようなコアなお店が減ってきています。

家電量販店グループにとっては、コアな特色あるお店よりも、モノが売れるお店のほうが都合がいいから、本部の指示で減らしていくと思います。

また、萌え・メイド分野＝アキバの構図が、萌え・メイド分野の過当競争を招き、それ以外の分野は衰弱してきたことも、それ以外の分野になるアイドル分野のファン・マニア・オタクが足を運びにくくなり、それがセールスにも影響を与えているように思えます。

結局、今はメイド関係が飽和状態になって、成長鈍化またはマイナス成長の予測も出ていて、アキバのオタ勢力図における空洞化現象をもたらしつつあると思います。

それから、秋葉原の歩行者天国が中止されて日曜日に久しぶりに秋葉原に行きましたが、歩道が混み合って、とにかく移動しにくいと感じます。

歩行者天国での露出パフォーマンスや、エアガンの乱射などの問題行動を取り締まった上で、復活させないと、移動しにくさでイライラさせられ、購買意欲が減退します。

こうした要素が絡み合っていると私は思います。