会社のイントラネットの通達

うちの会社では労務管理(と、言う名の残業代支払いたくないキャンペーンw)の一環としてパソコンのログイン時刻とログアウト時刻を記録して、電子勤務表上に表示される。

ところが、このログイン時刻とログアウト時刻を記録するようになってしばらく経ってから、次のような通達が出た。

「労働時間の適正な申請及び承認を支援する観点より、常昼勤務者を適用対象として勤務表システムへPCログオン・ログオフ時刻を表示しておりますが、本文のとおり、労働時間を勤務日ごとに、また、勤務の一時中断等により勤務しなかった時間は除いて、申請下さいますよう、よろしくお願い致します。 」

人事ってバカですか?それとも、能天気すぐるんですか?

あのさ、勤務の一時中断なんて、工場じゃまずありえないんだよね。三交替勤務の場合は外出なんてできないし、工場の常日勤でも、そんなに外出できる環境じゃないし。

ってことは、パソコンに表示されるログイン・ログアウト時間は限りなく正確な勤務実態なわけ。

今まで、いかに自主的なサービス残業(あくまで本人が申請していない)があったかが、あぶりだされたわけでしょ。

ところが、労働基準局からの指導と、不況で残業代を出したくない利害が一致して、こういう嫌がらせみたいなログイン・ログアウト時間を記録したら、結局は、今までは、「まー、申請しないでおくか。」が、申請せざるを得なくなっただけでしょ。

事実、プロジェクト関係の人なんかは、残業しないと終わらないけど、こういう仕組みができた上に、超勤時間が一定条件を越えると面談だの何だのってことになるから、仕事が全く進まなくなってるし。

私もこの仕組み導入から、以前はサービス残業は60分以内だったけど、今度からはサービスは30分以内に変更しましたよ。前は、「50分程度を残業と書くのもな・・・」と、これはロスタイムとして扱ってたけど、こういう嫌がらせみたいな真似をするなら、徹底的に実働で申請しますよ。

だって、わざわざログアウト時刻と勤務申告の差異理由に「勉強をしていました」「雑談をしていました」なんて虚偽を記載する必要はないもの。

ましてや、「雑談」なんかにしたら、査定とかに悪用されそうだしさ。(勤務中に無駄話ばかりしおって・・・)なんてことになったら、損ですからね。

結局、労務管理をしているようで実態をまるでつかめていなかったことと、労使関係が悪化・冷え込んできた結果が、嫌がらせの仕組みを入れたら、かえって残業代が増えて、慌ててこういう通達を出したんじゃないかと私は分析しましたが。

いやー、本当に人事ってアフォですね。では、また来週~(って、水野春男かw)

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