ブログを用いたクチコミマーケティングの問題
ブログに限らずですが、クチコミに報酬が絡むと急におかしくなってきます。
Google、マーケティング活動について謝罪 ~ ブログ活用が自社方針と矛盾か
http://news.livedoor.com/article/detail/4012460/
Googleの件はよく知らないが、一部でブログに商品に関する記事を書いたら報酬をあげるという仕組みがあるようで。
私も何度か、そういう会社からオファーをもらっているのですが、断っています。
ブログだけでなく、アフィリエイトでモノやサービスを売るためにインチキなレビューを載せているサイトもあるし、インターネットショッピングモールでも、レビューをきっかけに商品を誰かが買ったらポイントで報酬をあげるというのもあります。
これらに共通して言えるのは、
金の欲望 > 公正なレビュー
という風になってしまう人が多かれ少なかれいるということなんですね。
で、こういうブログやWebサイトが増えると、マジメに書いている人まで、リンクにアフィリエイトを用いているだけで、これらのページと同じだと思われてしまうんですね・・・。
公正なレビューを書く人に、良い点も悪い点も自由に書かせる。そのための商品を提供(貸与)するようなサービスじゃないとダメじゃないかと思うんですよね・・・。
少し前にレノボの対応の悪さを書いたけど、うちはアフィリエイト経由でレノボの広告も掲載しています。でも、ダメなものはダメって書かないと、ブログに来て、記事を読んでくれた人を騙すことになりますから。
だから、利益相反だけど、対応が悪いって書いたんです。
読む人が、だんだん慣れてくると報酬を得るための提灯記事しか書いていないブロガーか、そうじゃないかがわかってきますから。
そういうブログは検索エンジンでも上位に表示されなくなったりもしていますしね。
まともな記事を書いている人が、きちんと報酬を得られる仕組みが、アフィリエイトサービスプロバイダーやクチコミマーケティング会社に求められているのではないでしょうか。