弱い犬ほどよく吠えますな
私が別な作業から戻ってデスクに座ると、徘徊老人がギャーギャー吠えておった。
中には、吠えたくなるのも仕方が無いな・・・と思うものもあるが、そうでないものもたくさんある。
徘徊老人 「・・・くらだないe●●とか・・・」
こんなことが聞こえてきた。
まー、面倒なので相手にしないが、私はそのくだらない●●の担当をしている。
普通の神経の持ち主じゃないから、担当者がいるのに、そういう発言をするのだが。
弱い犬ほどよく吠える。それも、馬鹿でかく吠えるだけで中身がなく、実に空虚なものだ。
くだらないと言うが、何がくだらないのか。
どこがくだらないのか。
もし、私案を持っているなら、どうすれば良いと思っているのか。
そして、なぜそれを担当者(私)や、サポート担当、主管部門、全体を部門に言わないのか。
不平や不満をだらだらと言うだけの奴は結構いる。
でも、それで何かを"チェンジ"することはできるのか?
チェンジするためにはアクションを取らなくてはいけないのではないか。
少なくとも、私が知っている範囲での担当者は聞く耳を持たない石頭のコンコンチキのクソ野郎ではない。
きちんと、痛い話も聞いてくれると思っている。
私のところには、アンケートには出てこない正直な意見も聞こえる。
正直な意見は、本当に耳の痛い話であり、頭が痛くなるものだ。
だが、これを話してくれる人は有難い存在でもある。顔も名前もわかっていて、わざわざ、こういうことを言うのは、言う側も勇気がいることだし、一定の信頼がないと話そうとも思わないだろう。
100年に1度とも言われている金融危機の荒波は確実に、我々のところにも被害を及ぼしている。
だが、ピンチはチャンスだ。
チャンスにするためには、チェンジが必要だ。
我々は、何としてもこの危機を乗り越えなくてはいけない。
乗り越えなければ、路頭に迷うことになるし、我々は乗り越えられるだけの能力を持っているはずだ。
正当な方法で、冷静に意見を述べることができなければ、そのチェンジの機会を自ら失っているのではないか。
だから、徘徊老人は疎まれ、結局、何もできずに吠えることしか能がないのだ。
NO!と叫ぶだけでなく、Yes, We Can.の精神でCHANGEを目指していこうではないか。