エンジニアは鉄道がお好き?
ネタ元記事よりも続きの最後がなかなか濃い。そして、共感できる。
鉄道出張を楽しめ! 移動時間を無駄にしないテク40
http://news.livedoor.com/article/detail/3990285/
http://career.livedoor.com/article/166/
私もここに書いているようなことをしていますね。移動中の景色も楽しみだし、駅弁も好きだし、車両を選んだり、グリーン車や特急に自費でアップグレードしたり。
でも、最後の「鉄道の魅力はどこにある?」という質問の答えは素晴らしい。みんな鉄道ファンなんじゃないの?って思うくらい、二重丸の答えだと思いますよ。
仕事で鉄道の車内表示システムを担当した人は興奮したそうだが、私は、会社に安全講話としてJRで教育をしている方がいらした時に講演のテレビ会議中継と、映像資料とPowerPointの切り替えという普段やらない構成だったので、現場で張り付いていました。この時はやっぱりうれしかったですね。
講演の中で、駅員と乗務員が業務用電話で会話する場面だったら、専門用語を入れた会話をするのにな~とかw
新幹線が時速300kmで走行中に緊急停車するまでの所要距離を会場の人に質問してたのは、当ててくれないかな~とか思ったり。(正解は約2300mだったと思う。安全マージンを入れて3000mと考えておいたほうがいいかも。)
一番最後の答えも俺が鉄道を好きになった理由そのものなんだよね。
鉄道に限らず乗り物はエンジニアとして注目に値する対象。世界に類を見ない正確な運行、安全性、大量輸送、快適性を兼ね備えているところにモノづくりの一端を担う者として親近感を覚える(40歳・回路システム設計)
世界に類を見ない正確な運行をしている上に、首都圏の列車は運転本数が多いし、路線間の乗り入れも多いから複雑。これを正確に制御している仕組みや運転管理ってすげーなーって思うんだよね。これは今でも思う。(最近は遅延も結構あるけどさ。)
日本の鉄道は何だかんだ言っても、安全で正確で、便利だよ。これは世界に誇れるものだと思うね。
技術(システム)という立場から見ると、運転管理や運転管理支援、車両や電力の管理、旅客への情報伝達(LEDドットマトリクス電光表示装置や自動放送、車内の液晶モニター)、SuicaなどのICカードの利活用、座席予約のシステムだって、全国のみどりの窓口やインターネットとつながっている巨大なものだし。本当に興味深い。
鉄道会社の裏側を自由に見ていいなら、1日中あちこち見て歩きたいもんだね・・・。