裸の王様上司には困ってしまう
うちにもいます。困ったもんです。
嫌われてるのに気づかない?!あなたのまわりの「裸の王様」上司を探せ!【現役社長秘書が語る 部下に慕われる上司、嫌われる上司】
http://news.livedoor.com/article/detail/3951347/
まー、うちのおもちゃメガネもそうだよな。見事なまでに裸の王様で。
年配社員のKさんも、居なくなると、おもちゃメガネ批判のオンパレードだし。他の人に至っては「彼は役職について何年目?」と聞かれ、「いつ異動するのかな」とまで言われる始末。
クセなのかもしれないが、とにかく口調がきつい。
カチンとくると、口調が露骨に変わってヒートアップしていることが、すぐにわかってしまう。
こんな調子だから、トラブル源になることもしばしばだ。本社の内部統制関係部署から、サーバールームの入退室に関する状況のヒヤリング(というか、実質的な監査)があった時も、本社サイドが言いたい放題言う。それに対して、おもちゃメガネも真正面からヒートアップ気味に反論し始める。
お互いヒートアップして収拾がつかないので、両者の間にいた私が、双方の主張点を整理して、我々の対応案を提示して、本社側の首を縦に振らせた。
本来は、冷静に私のような対応をするべき立場なのに、この調子だから、一緒に居る時は生きた心地がしない。
夕方、社員も派遣社員も減ってくると、込み入った話が始まる。
時々、おもちゃメガネが
「俺になってから、仕事がやりやすくなったよな?」
と聞いてくる。
この質問、何度も出てきている。そのたびに肯定する返事をする。
この人は、自信がないのだ。だから、こういう質問をして、Yesの返事を聞くことで安心する。
だから、ガンッと強く指摘すると、ポキッと折れる可能性があるから、コントロールはより慎重に行わないといけない。
ヒートアップしている時は論点を整理して明確にした上で、考えられる選択肢を示して、冷静さを取り戻させる。
自信がなさそうな場合には、肯定しておく。
たぶん、ヒートアップするのも自信のなさなのかもしれない。自信がなく不安だから、それを隠したり、急所を突かれないための防御反応として怒るのだと思うのだ。
うまく日常のコントロールしつつ、問題行動を起こさないようにするのは案外、大変なのだ。
ネタ元の部分では書いていないが、続きの部分にこんなところがある。
「トップになると、得てして悪い情報が届きにくくなる。皆お世辞は言っても、本当のことはなかなか言ってくれないから」
「トップこそ裸の王様になりやすいポジションなのだと思うよ」
企業のトップと課のトップでは格がまるで違うが、一つの組織を率いるという点では、同じような部分がある。
自分は「裸の王様」になっていないか?と自問自答していくことは大切なことなのかもしれない。自分を律するということは、かなり大変なことなのだから。