NTT docomo 4シリーズ、22機種を発表
・・・ということで、従来のハイエンドモデルの90xシリーズ、シンプルな70xシリーズという区分から、新しい4シリーズになりました。
まずは、これから解説する必要があるでしょう。
1.docomo STYLE series
従来の90xシリーズ、70xシリーズのうち、薄型やデザインケータイに属するもの。
2.docomo PRIME series
従来の90xシリーズの後継に近いが、エンタテイメント機能が強化されている。
3.docomo SMART series
仕事とプライベートを分ける大人のためのケータイ。
4.docomo PRO series
いわゆるスマートフォン。
と、いうことで、厳密に90xシリーズや70xシリーズの後継と言い切れないのが難しいところです。
しかも、さらにわかりにくいのが、docomo STYLE seriesとdocomo SMART seriesの違いですね。
まだ、報道発表の一部と、一覧の写真しか見ていませんが、スタイリッシュでカラフルなのがSTYLE series、スタイリッシュでシックな感じがSMART seriesと言った感じでしょうか。
唯一、明確なのがPRO seriesで、これは一言で「スマートフォン」で表現できます。
それから、今回から、xx-yyzの形式の型番に変わっています。
※xx=メーカーコード、yy=番号(各メーカーが通し番号をつける)、z=年代(A=2008年冬~)
新形式の型番がどういう性質の端末かが非常にわかりにくくなりました。
数字の部分がメーカーの通し番号なので、同じseriesでも数字が異なる型番があります。
(例:STYLE seriesで、F-02A、N-03Aと存在している。)
ユーザーにとっては端末の分類が増えた上に法則性までわかりにくくなっているように思えます。
若い世代にとって、携帯電話の機種とかも話題になることでしょうし、こういうわかりにくさは、口コミマーケティングとしてはまずいと思いますね・・・。
販売店の現場でも混乱してくるのではないでしょうか。
さて、個人的には歴代の端末がN端末なのですが、恐らく買うであろうフラッグシップ機のPRIME seriesでは、スライド式を採用してしまいました。
携帯をポケットとかに入れて常に持ち歩くので、スライド式だと確実に液晶を傷つけるので、アウトですね。携帯はサッと取り出してすぐに使いたいので、私はケースに入れるつもりはありません。
PRIME seriesでは、P-01Aはスタイルが好きだけど、赤はもう少し鮮やかな赤が欲しかった。SH-01Aのブルーは鮮やかで、こっちのほうがいいけど、SHって、毎回バグ問題が。(特にソフトバンクのSH端末は色々問題が出てるし。)
まだ、1年今の携帯を使う必要があるので、PRIME seriesでは欲しい端末がないというのが正直なところですね。あと1年待てば欲しい端末が出るかな・・・と。
で、STYLE seriesを見ると、N02-Aが従来型の形状で一番落ち着く感じ。でも、色がちょっとな・・・もう少し明るい色も欲しかった。個人的にはP-03Aの形状のほうが好み。
色といえば、ギザぴんく!なP-02Aのピンクはインパクトありますねw
それにしても、ここまで見てると、今回はやたら、真四角な角ばったデザインの端末が多くて、デザインを意識した結果、かえって没個性になったように思えます。
SMART seriesは、見事にモノトーンだらけ。なんか、このページだけ単体で見ると、すごーく地味に見えますw
で、個人的に、今回一番、期待を寄せるのはPRO series。
SH04-AはWILLCOM 03っぽい感じで、ちょっと良さげ。でも、PDA的な使い方をする私にとっては、ちょっと物足りないんだろうな・・・。
それと、カラーリングがWILLCOM 03に比べて大人しいですね。WILLCOM 03のあのギザぴんく!な感じは結構好きだったんですけど。
em oneと比べると、通話ができるという点が優位。でも、大きさが小さくてPDAとして使うには心もとない。
それと、Windows OSはフリーズするから(これまでの実績を含めても)常時使う携帯としては候補にならないんですよね・・・。あくまでも、サブとして使うならいいんですけど。
本当はWILLCOM 03のギザぴんく!端末で、docomo対応だったらかなり欲しいんですけど。
総括すると、何となく角ばったデザイン端末っぽいのは出してるけど、みんながみんなデザイン端末が欲しいわけじゃないんだよ~ってのが、正直な感想。
それと、形状は好みだけど、カラーリングが好きじゃないとか、もう一歩なんですよね。
新製品を発表したけど、今回の端末は905iの時ほど、欲しい!という感じがしないんですね・・・。ぐっと、ときめく感じがないんですよ。
端末メーカーさんが、マーケティングを一生懸命やって、売れそうな端末を作った結果、各社似たり寄ったりというのが否めないです。
こういうところにも、端末メーカーの疲れと守りが見え隠れしているように思えます。