娘まで出してくる星野
一応、元ネタのホームページを何とか見たけど、簡単に言えば
- 世間のバッシングのせいで(心労が重なり)娘が入院する事態になった。
- 家族には迷惑をかけられない
- だから、固辞する
という、同情を誘うような言い訳ですか(笑)
あのね、バッシングを受けたのは北京で負けたからじゃないんだよ。全力を尽くして負けたのなら、世間の人もそこまで叩かないって。
でも、情実采配と言われる采配だとか、「責任は全部自分にある」というニュアンスのことを言ったのにストライクゾーンがどうとか、そういう言い訳がましいことを言ったから、叩かれたわけでしょ。
個人的には、責任は自分にあると言いつつ、ストライクゾーンだとか、選手になすりつけるような発言をしたことが許せないんだよね。カッコいいことを言ったなら、最後まで貫いて選手の盾になりなさいって。
「選手は精一杯やってくれた。でも、自分の采配が悪かった。申し訳ない。」
と、素直に言えば、私はここまで叩かれなかったと思いますよ。
情実采配の問題は、選手に不信感を与えただろうし。
「調子が悪い選手を使うなら、自分の存在は不要なのではないか?」
という疑念を抱かせるだろうし。
因果応報だと思いますよ。自分で叩かれるような言動をしていて、叩かれたら、そのせいで娘が入院して、家族のために諦めたというストーリーを作る。
娘たちもわたしがこうしてさらし者になっていることでどんなにか心を痛めてきたことだろうと思う。
と書いているけど、娘が入院なんて書いて、自らさらし者にしているではないか。
本当に、そういう心労に対して配慮しようとするなら静観しておいて、コミッショナーなり、球界関係者にのみ固辞を伝えておけばいい。選考対象から外してもらえば、要請を出して断るよりも、余計な時間をかけなくて済む。
それか、余計な時間がかかるけど、要請があってから固辞すれば良いこと。
なんか、やり方が姑息なんだよな。こうやって書けば
「自分は家族を大切にする男」
というイメージアップ作戦のようにも思えるし。でも、現実には、
「世間の批判がすごいから、やーめた。」
って感じでしょ。
やっぱり、こんな人が監督をすべきではないと思う。これじゃあ、選手だって、
「この人を胴上げできるように、俺たちは頑張ろう!」
って気持ちが起きないよ。