一個人の立場と公人の立場は違う

麻生首相の「村山談話継承」発言で失望感が出ているという。

首相の「村山談話継承」発言 ネット麻生ファンに失望感噴出
http://news.livedoor.com/article/detail/3845045/

私も、確かに最初は「ええ?」って思いましたよ。

でもね、色々な場面で公人と私人では、どうしても違うことって起こるんです。

日本国内閣総理大臣としては、過去の発言をひっくり返すことは難しいんですね。これをやってしまえば、日本と言う国は信用できない国と受け止められる。

会社でも、こんな業務の線引きはおかしいと思っていても、過去に決定した合意文書や談話がある限り、簡単にはひっくり返せないことがあると思います。

一個人としては、おかしいと思っても、公の立場になると、それを出せないことはあるんです。私だって、個人的な意見と部署・事業所を代表したときには、対応が違うことはあります。

ただ、この発言を継承しておいたとして、また、賠償だ謝罪だと言われた時に、麻生首相の真価が問われると思います。

ここで、

「既に終わったことだ。」

と、明確に突っぱねることができるのか、それとも、前例を踏襲して、謝罪発言を出してお金を出してしまうのかですね。

他にも色々な外交の場面で、日本の国益のために相手にNoを突きつけなくてはいけない場面が出るはずです。その時に、どういう対応を取るかを見たほうがいいと思います。

談話を継承するのは、仕方がないことで、これからに注目をしたいと思います。

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