幸福(しあわせ)のカタチ
さて、番組の最後は総括的なことになっていました。
TGC(Tokyo Girls Collection)の例や、海外でのボランティアツアーなど、自分にとって価値のあるものにはお金を使う若者という構図。何だ、趣味にお金使いまくっている俺と同じじゃないかw
つまり、昔のように、みんなが大企業に入って、車買って、結婚して、子供ができて、海外旅行に行って、いつかは一軒家という決まりきった幸福のカタチだったのに対して、自分にとって価値あるもの、意味のあるものに資金を投じるという多様化する幸福のカタチになっているわけで。
冒頭の車や酒、海外旅行というのが、旧来の幸福のカタチの代表的なアイテムであって、その変化に追いついていないために
「モノが売れない」
と騒いでいる。私には、そう見えます。
そして、最後のナレーションで出てきた、将来への不安を口にする若い世代。
…って、これ、私が冒頭で指摘しましたけど。
問題は、その先にあるはず。若い世代が不安を感じながら生きる社会(国)って幸福な社会ですか?
じゃあ、そのために、今、私たちは何を考え、どう行動することが良いと思いますか?
…ってことまで言及しないと、このブログや「若い世代が車を買わない」というニュースの2ちゃんねるのスレで書いていることと同じなんだよね。
番組を最初から(途中抜かしたけど)最後まで、見ていたけど、結局、このブログでよく書いている通りで、もう少し斬新な切り口は無かったのかな…と。
かなりガッカリな番組でした。