リアルリッチの世界
今日は、あんまりグッとくるニュースがないので、ネットで見かけた話題を。
Yahoo! Japanの週間特集は、「ようこそ!リアルリッチの世界へ」というのをやっている。
この中で、リッツ・カールトンのアンバサダー(超常連に与えられる称号)のエピソードが。
誕生日の朝、朝食を食べようとレストランに向かうと、厨房の奥の業務用エレベーターに導かれる。2階へ案内されるとスタッフが立ち並んで「お誕生日おめでとうございます」と迎えられる。3階でも、4階でも、そして、5階では、朝営業していないフレンチレストランに通されて、花々でデコレーションされた朝食の席を用意。ここまでに迎えたスタッフは100名以上だと言う。
これって、すげーーーーー。
まー、一般人の私にはまずこんな経験はないでしょう。でも、人数が集まったから、感動するわけじゃない。豪華だから感動するわけでもない。
大事なのは、喜ばせようとする気持ちと、それに見合った演出だろう。
ここまですごい経験はしたことがないが、それでも、自分の名前を覚えているとか、自分の誕生日や記念日を覚えてくれるというのは嬉しいものですね。
ただ、ネットショッピングで誕生日に届くおめでとうメールって、あんまり感動しないんですよね。生年月日を登録しているから機械的に届くだけなんで。むしろ、金の匂いがして、あまり良く思えない。金づるにしか思っていないみたいでね。
得られた属性情報で、マーケティングに結びつけようと必死になるほど、その意図が見えて白けてしまうものなのだ。
その一方で、リアルなお店はチャンスがたくさんある。
いつもより楽しそう、疲れていそう、煮詰まっていそう・・・そういう様子がリアルにわかる。そこにポンッとアクションを起こすか、そっとするか。
私の場合、よほどのことが無い限り話しかけられて不機嫌になるということはないけどね。
結構、嬉しかったのは、風邪で咳き込んでいる時の帰り際に
「風邪、お大事にしてくださいね(スマイル)」
ってのはツボでしたね~。
別に仰々しいサービスでもないけど、気にかけている感じがGood。逆に風邪薬をプレゼントされたりしたら引いちゃいます(笑)薬は副作用の問題があるからね。
喫茶店とかなら、生のしょうがをすりおろしてジンジャーエールを出すとか、渋いマスターがメニューにないしょうが湯を作って
「温まりますよ。どうぞ。」
と、ボソッと言うとか。この程度が限度でしょうね。
どうせぶっ飛ぶなら、おにゃの子限定だけど、ちょっとモジモジしながら
「こ、これ…作ってみました。食べて下ださいっ」
と言って、手渡したら、走って去ってしまうとか。(う~む、ベタな漫画のようだけど。)
で、何の話題だっけ?
(締まらないな…)