この番組のポッドキャストを聞いて、家庭で虐待を受けている子供が死にたいといわんばかりの状況で、リスナーからの温かいメールを募集して、「お前は一人じゃない」と青春ごっこをしているバカ元教師ですよね。

いや、私はびっくりしましたよ。虐待の内容まではわからなくても、場合によっては生命の危機もあり得るし、人格形成をする大事な思春期にそういうことをされたのだから、心のケアも必要なわけで。

それを、メールを募集して「頑張れ」「お前は一人じゃない」「義家組のみんながいる」と言ったって問題解決にはならんでしょ。放送局での番組なんだから、メディアの力を使ってでも、この子を助けることだってできるだろうし、この子に相談できる場所（例えば児童相談所、警察署、学校の先生）を教えることが真っ先にあるべきじゃないか？

それがあって、心をケアする意味でも、「お前は死ぬな！」という強いメッセージとして、こういうことをするならわかるけどさ。まずは緊急避難的にでも、救助すべきだろ。それが、一教師として熱血漢の行動じゃないんですか？放送としては、これでは困るんだろうけどさ。

もう一つ。教育基本会議でしたっけ？あれのメンバーでしたよね。でも、自分が政治家として出馬することになったら、放り出しましたよね。あなたは、教育者として、その会議に出て意見を物申す立場でしょ？そんなに政治家がいいですか。

こういう奴にいじめ問題なんか、語って欲しくないです。元いじめられっ子として。

どうせ、これも美しい言葉を並べて、感動を作ってしまうんでしょ？

でも、いじめられっ子の中には、今すぐにでも苦しさから抜け出したくて命を絶とうとしている人もいるんですよ。うつ状態になっている人だっている。そういう子供にさらに「頑張れ」って言うんですか？そんなにみんな強くないですよ。うつの人に「頑張れ」は一番の禁句ですからね。（自分は頑張っていない。だから、頑張れって言うんだ。やっぱり、自分は悪いんだ。という思考に陥る。）

なんかさー、言ってることと、やってることに矛盾があるんだよね。こういう人は私は信用できない。

内藤氏は、肩肘張ってない感じがすごく親しみを感じるし、自身が経験しているわけだし、何よりもそれをバネにしてボクシングの世界で王者になっているわけで。雄弁な言葉よりも、その行動が多くを語っていると思うが。

いじめ撲滅！内藤＆ヤンキー先生タッグ
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