年金着服問題だが、99件・3億4274万円ものお金が消えてしまった。しかも、悪質なケースが目立ち、オンライン端末を操作しているものまであるという。

記事によれば

４１人が懲戒免職処分となったが、処分前退職で処分できなかったケースも５件、職員が行方不明になるなどして３件では被害額が補てんされなかった。また、２７件について刑事告発しており、うち１１件が有罪になったという。

冗談じゃない。処分前退職という逃げ得など許してはいけない。
先日の警視庁で民間人を射殺し、自殺した警官に退職金を支払わない（形式上は辞退）と同じく、懲戒免職で無ければ依願退職なので退職金が支払われてしまう。
こんなのアリかよ。
「処分事由に相当する疑いがある場合には、その事由が明らかになるまで退職金の支払いを保留する。」
という一文を規定に入れれば済むことだろ。

99件のうち、27件しか告発していないのもどうかと思う。金銭の多寡に関わらず、やった行為は国民から預かった大切なお金である。自分のお金ではないわけだし、告発し、刑務所に入れて犯罪者であることを自覚させるべきだ。

当然、全額返還は当たり前だし、罰金刑でもさせて、運用していたら運用益があるわけだから、その分もしっかり補填させる。

行方不明で見つからない分については、直属上司、その上位の上司、当時の社会保険庁のトップにまで遡及して回収すべきだ。

これは、法令論じゃない。国民に対する背信行為に対して、きっちり落とし前つけろや。ということである。そうでなければ、マグロ船にでも乗っていただいて生命保険で補填しろや。年寄りが年金をあてにして、それも不払いで困ってるんだぞ。年金が信頼できないから、みんな将来を不安に思っている。それが景気にブレーキをかけている深層原因でもあるんだぞ。だったら、命かけてでも、金払えや。闇金みたいなことを俺が言ってるけど、それくらい国民を裏切った罪は重いんだよ。

まずは徹底的に告発できるものは告発する。たとえ1円であっても犯罪だ。回収できるものは回収する。それができないなら、当時の責任者が責任を取る。それがケジメであり責任の取り方じゃないのか。

正直、サラリーマンやってなかったら、年金払いたくないもん。こんないい加減な連中に金を預けるなら、生きてるうちに使うか、自分で運用して蓄えるよ。

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こんなの民間の金融機関がやったら信用問題ですぜ。いかに甘ったるい考えをしているかがよくわかる。

社会保険庁は全部解体。
年金は受給者には責任をもって支払う。受給前の人には掛け金＋運用利息をつけて返してくれ。
それが無理なら、掛け金分は最低限もらえることを保障することと、不祥事が起きたら当事者、上司を含めて横領金額の倍を払わせることだな。

私は年金記録をネットで毎月確認してますよ。記録漏れなんてふざけたことを言いそうだし、データの入力忘れとかあり得ないことを言い出しそうだもの。

年金着服じゃなくて、年金そのものが詐欺みたいだよな。
これで納付率向上なんてしたら、たくさん横領できるもんね。そりゃ、必死だわ。

[年金着服]計９９件、総額３億４２７４万円　社保庁調査
http://news.livedoor.com/article/detail/3292435/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000118-mai-soci

＜年金着服＞オンライン端末を不正操作…悪質ケース目立つ
http://news.livedoor.com/article/detail/3292462/