夕張市民も朝青龍にNO!

「朝青龍、立場分かってない」「来なくていい」 夕張市民も厳しい目…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000085-san-spo

まずは、相撲協会が夕張で夏巡業を自費で行ったことは、私も評価したい。

財政破綻した過疎の町にとって、何よりもうれしかったことだろう。過疎の町は高齢化もセットでついている。相撲が好きなお年寄りも多いだろうから、本当に喜ばれたのではないかと思う。

そして、この巡業の意義を考えるならば、朝青龍の行動は肯定できない。

「財政破綻して、沈滞ムードになっている街を元気付けよう」
これが、この巡業の意義だと思う。

それを理解できているなら、相撲を取ることができなくても、サインを書いたり、子供たちやお年寄りと触れ合うだけでもいいと思う。

だからこそ、市民の一部から、

無職の男性(78)は「日本の国技、横綱の立場というものを分かっていると思えない」と指摘。主婦(54)は「引退したって誰も困らない。夕張にも来てくれなくてよかった

のような辛らつな言葉が出てくるのだと思う。

私は78歳の男性のコメントに同意見だ。過去にも書いているが、横綱は心技体が揃っていなければならない。

横綱とは、単に最強の称号というだけでなく、相撲界全体を引っ張る規範的な立場でもあるはずである。

相撲というスポーツを通じ、人々に勇気と感動を与えるのが使命ではないのか。
その使命と夕張での巡業の意義を理解できていたなら、モンゴルに帰ってサッカーをする元気があるなら、取組が無理でも違った形でその使命を果たせたのではないか。

やはり、こんな横綱は退場して欲しい。
帰国するなら、引退してから帰って、二度と日本の土を踏むなと言いたい。
このブログで何度も書いているが、今回の一件は、「国技に対する冒涜であり、日本国民に対する侮辱」と同義であると私は思う。

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