やっぱり…な900i評価

Yahoo! ニュースより。
900iのテレビ電話、半数が「一度も利用したことがない」
あ~やっぱりねー。というのが、正直な感想である。
テレビ電話は、900i以前の機種で体験したことがある。
本社が支社・工場にFOMA端末をばら撒き、説明にDoCoMoの法人営業が来た時だ。
はっきり言って、こんなもの使えないというのが、私の感想だった。
まず、通話料金が高い。
次に画質の問題や動作がカクカクすることもあった。
テレビ電話で何を話すかも問題。
恋人同士なら、顔を見て話すことに意味があるかもしれないが、ビジネスだと、用途に悩む。
現場の様子を写したりする使い方も考えたが、精細な画像でないため、様子が伝わりにくく無意味だったことも覚えている。
キャラ電は900iからの機能だが、これも俺は当初から???をつけた。
だって、顔を写さないなら、わざわざテレビ電話にする必要がないもの。
デコメールについても、私は厳しい評価をした。
(これは、blogの過去記事か、誰かのページのコメントに書いた覚えがあり。)
まー昔、タグメールがあったけど、コードを悪用されたりして問題になったことがあった。
いまさら、その機能を蒸し返すことに疑問を感じるし、携帯電話の処理能力でhtmlメールを作るのも大変な労力だろう。
それに、900i以外の端末ではどう見えるか知らないが、パソコンでhtmlメール非対応のメーラーでhtmlメールを読んだ時のようになるなら、いい迷惑。
————–
だから、俺は900iシリーズが出た当初には、
「これ以上の高機能化は不要」
とまで雑談で言った覚えがある。
どうも、こうして見ると、DoCoMoはauに対する焦りから迷走しているようにしか思えない。
auは次々と新しいサービスを提供している。そして、それが、純増トップ(注)の要因と言われている。
DoCoMoの最近の提供サービスは、複雑なものが多くて万人に勧められるようなものではないと思う。
前述のテレビ電話、キャラ電、デコメールがそうだと思う。
説明書を読まなくてもイメージで操作できる機能、簡単に一言で説明できる機能とは言いがたい。
ユーザーニーズを無視して、「こんな技術もあります」という技術発表会のようにさえ思える。
さらに記事では、唯一の高利用はiアプリだと書かれていた。
結局、ユーザーが求めていたのは、既存機能の強化版程度のものだったのだ。
私が求めていたのも、その程度だった。
パケット代が安くて、既存機能が強化されて便利になればいい。
その程度だったのだ。
あえて、欲しい機能があるなら、GPS機能だろう。
GPSでナビゲーションが欲しかった。
これも、auはもう実用化していて、EZナビウォークと言う機能で実装されている。
街に出て道に迷うことがある。
以前の記事に書いたが、ノートパソコンとNavin’YouとGPSアンテナでは重装備でスマートではなかった。
だから、携帯電話で実現したかったのだ。
結局、DoCoMoでGPSは特定の端末を買わなければならないし、地図のデータ量も多い。
やっぱり、auに追い抜かれるのは仕方がないだろう。
(注)
auが純増トップというのには、少々カラクリがあるらしい。
auの契約数にはいわゆる電話の端末だけでなく、位置情報専用端末などの機械に搭載するものも含んでいるとのこと。
一方、DoCoMoは純粋に電話の端末だけなんだそうな。

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