手を変え品を変え仕事をさせるなど
※ダメ人間たちの紹介は、登場人物紹介を参照してください。
我々の仕事の中には社内利用者からシステム的な質問や要望を受け付けて、処理をするものがある。
これらは、専用のシステムで案件を受け付けて、案件を管理している。期限も自動的に決められてしまい、期限が迫ってくると警告メールが届いたりと、なかなか小うるさい仕組みなのだ。
※には、ちょっと込み入ったような案件が回ることが多い。
時間がかかってしまうのは仕方ないし、それはそれで利用者と調整の上、進めているであれば問題がないのだが、困ってしまうのは、
- 案件を忘れる(うっかり、ぼんやり)
- 案件を意図的に放置(面倒だからやらない、誰かがやってくれるだろう)
- 実務上の処理を終えているが管理システム上の終了処理をしていない
あたりが、起きていそうなのだ。
婿殿と私は、以前から※に「終了した案件は、終了処理をするように」と促進してきた。
ある時は、個別の案件の進捗を聞き、問題の有無を確認することもあった。
こうなってくると、どっちが管理職なのかわからなくなってくる。(※が管理社員で、私は一般社員で、婿殿は嘱託社員なのだが。)
こうやって、色々、案件が溜まらないように声掛けを行っても、返事だけでいつまで経っても処理をしていない。
業を煮やした婿殿と私が休憩がてら話していた時に、時間を作って集中的に処理をしようと方向確認をしていた。
ただ、※はあんまり追い詰めてしまうと、謎の日本語・腹調不良によって会社に来なくなる。
そこで、私は、昼休み前に切り出した。
私「(※に)○○システム上の滞留案件なんですが、1時間ほどどこかで時間を作って集中的に処理しませんか?もう年末も近いですし。年末案件処理まつりと言いますか、今年の仕事今年のうちに的な感じで楽しくやりましょう。」
※「あー。じゃあ、それぞれがどういう状況かまとめておかないといけないねー。」
私「婿殿さんも、時間もらって一気に片付けましょう。」
私「それで、予定が一番シビアなのは、※さんですから、※さんに合わせて予定をいくつか見繕いますんで、片付けて気持ちよく正月を迎えましょう。」
ま、年末の大掃除的な感じやら、某パン会社のまつり的な感じのタイトルをつけて、楽しさの演出をしてみた。
子供だましみたいなものだけど、あんまり問い詰め調で「この件、まだですか?」とやって会社に来なくなると余計に面倒ですし、終了処理だけであれば婿殿あたりも処理部隊にすれば案件も片付く。細々としたところをある程度引き受ける余地を残して、負担感の少なさも考慮した。
とりあえず、候補日を2つほど絞って、日程調整をしてみた。
「システム年末○○まつり~今年の仕事今年のうちに~(仮)」
とサブタイトルまでつけた豪華版ぞw
ほら、楽しそうでしょw
本当に俺、何屋なんだよ…。
これが、春になったら、
「システム春の○○まつり」
夏なら
「システム夏の○○フェスティバル」
秋なら
「システム○○オータムフェア」
とでもして、恒例行事化してやろうかw
ま、仕事は楽しくテキパキとやらないとね。