本当に不幸なのは血税を使われる国民だ
派遣切りと支援の問題。この主張は受け入れられない。
派遣切りされた労働者は、仕事の選り好みをしているのではない
http://news.livedoor.com/article/detail/3975815/
私がすごく反発したのは、この記事のこの部分。
一方、介護関連や居酒屋の店員、タクシー運転手の場合、お客と会話をしなくては、仕事にならない。一部の人からは、「仕事の選り好みをするな」という声が出ているが、ミスマッチな仕事に就職した場合、本人だけでなく、お客の方が、さらに不幸な結果になる。
この前段階では、人と向き合う仕事への抵抗感があるということが書いているのだが。お店の店員は人と向き合うけど、注文を取る時と、料理を運ぶときだけでしょ。タクシーの運転手なんか、ひどい運転手だと行き先を告げても返事すらしない運転手だっている。
この程度でも、抵抗感があるなら仕事なんかできないですよ。
私は、livedoorニュースでこんなコメントを書いたんですよ。
お客が不幸になるかもしれないが、働かない奴のために税金を使われるほうがもっと不幸だ。それに、一時的にそういう仕事に従事するという考え方もあるし、意外とやってみたら、こっちのほうが向いていたということだってあるだろう。働きたくても働けない人と、働けるのに働かない人を混同すべきではない。
客が不幸になるのは不運としか言えないが、こういう甘えを容認することで、マジメに働く人は増税に苦しみ、「私はこの仕事に向いていませんから。」というワガママを言う人は、その税金でのうのうと生活することになる。
本当に就業不能な、うつ病だとか、そういう人は仕方ないと思いますよ。それは病気だから。体をケガしたり、傷病と同じだからね。
派遣村問題の中で生活保護を受けたとか、そういう話も聞くけど、俺の知っている人は、難病で就業不能なのに知っている人の家に居候していることを理由に生活保護が受給できていないんですよ。
あのコメントに書いたとおりで、この人は働きたいけど、病気で働きたいけど働けない。体調が不安定だから、頻繁に休むことにもなるだろうし、そういう人は雇ってくれないからね。でも、こういう人が生活保護を受給できないで、働こうと思えば働ける人が、「自分には向かない」という理由だけで働かず、生活保護を受けるなんて、おかしいだろ?
マジメに働いている俺の税金を、こういう奴らには使って欲しくないんですよ。
もちろん、一時的な貸付や就業支援はいいと思う。これは、勤労意欲がある人の自立を手助けする性質だから。
でも、生活保護だとか、住居や食料を与えられて当たり前という態度の連中を救済する必要はないと思う。
食うのに困る状況になれば選り好みなんてしていられないんだよ。それをやってたら、餓死するか、ゴミ漁りをするしかないんだから。
こういうのを認めれば、マジメに働くよりもゴネていたほうがいいという風潮を生み出すのではないだろうか。