ごくせんは不良賛美じゃない
「ごくせんは不良を讃えるな」 和田秀樹さんがコラムで異論
http://news.livedoor.com/article/detail/3654119/
この精神科医って何なんですかね。ドラマをきちんと見て、こういう発言をしているのでしょうか。
「秀才の生徒が不良より性格が捻じ曲がっているように描かれている」
こんなのドラマの一シーンでしょ。一部を見て全部を判った気になるほうが危険だし、本質を理解できない。人間だってそうじゃないか。突っ張っていて、ヤンキー風の風体をしているからと言って、その人物が本当に悪い奴なのか、それとも悪ぶっているだけで、中身は素直で優しい人物かもしれない。
精神科医の割には、あまりにも稚拙な洞察力ではないだろうか。
それと、子供達は大人が思っている以上にしっかりしていますよ。
子供が、ごくせんのようなドラマを見て、すぐに不良の真似事のようなことをしているだろうか。
そんな子供達なんて、ごくわずかじゃないのか?
子供達は、ドラマを見てちゃんと何を訴えかけたいのか理解していると思う。ごくせんで描かれている、仲間の大切さ、誰かを愛し愛する人を守ることをきちんとわかっているだろう。
子供達は見ているものを、見たまま吸収しているわけじゃないと思う。(もちろん年齢や成長段階にもよるけど。)
大人が子供への悪影響を避けたいと思う気持ちは理解できる。でも、過剰に反応したり、悪影響を完全に取り除けば、世の中に出たときに免疫がない状態で放り出されることになる。
もっと子供を信じてあげたらどうだろうか。
もし、心配なら親子でドラマを見ればいい。ドラマを通じて会話をし、子供達がどんなことを考えて、どう思っているか聞き出してみれば、不良に憧れているのか、物語で訴えたいことを理解しているのか判断がつくはずだ。
「『ごくせん』は不良を讃えるな。『秀才=悪』『不良=心はきれい』という図式は看過できぬ」…精神科医・和田氏のコラムが話題に
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1131676.html