UPSは負荷運転しないと持つらしいよw
死んだ人「おもちゃメガネさん、O事業所のAサーバーのUPSが死にました。修理扱いで○万円です。」
おもちゃメガネ「う~ん…。しょうがないね。」
死んだ人「保守契約を切った途端にこれだもんなー。」
おもちゃメガネ「あなたのジャッジはいつも失敗しているね。」
死んだ人「だって、ずーっと電源にささりっぱなしだから、持つと思ってさ~。」
私(こいつ馬鹿か?)
読者のために少し解説しておくと、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)とは、サーバーやネットワーク機器を電源障害から保護するためのバッテリーを持つ電源装置のこと。電圧が降下したり、停電になった場合にはバッテリーからの電源供給を行う。また、UPSから電源障害の信号が出て所定の条件になったらサーバーを自動停止させるように設定をしていることも多い。バッテリーで稼働できる時間には限度があるため、サーバーを延々と動かし続けているとバッテリー容量が尽きて突然電源が切れてしまう。そうすると、サーバー機器の故障やデータが消失してしまう恐れがあるため、バッテリー残量があるうちに停止させ、機器故障やデータ消失を未然に回避することが目的である。
こんなのが代表例ですね。
ご家庭でも、HDD内蔵のBlu-rayレコーダーやデスクトップパソコンを保護するのにこんなのもあります。
で、私がなぜ呆れていたかというと。
「ずーっと電源にささりっぱなしだから、持つと思ってさ~。」
この発言ですね。
一応、プロなんだから、UPSの特性くらい知っておけと言いたいです。
上の例示では、APC製のUPSを紹介したので、APCには、こういうことが書かれています。
質問
UPS本体も定期的な交換が必要ですか。回答UPS本体も定期的な交換が必要です。理由は以下のとおりです。
- UPSにも寿命があります
- UPSは内部にバッテリーを搭載し、24時間通電している機器であるため、日本電気工業会による指針にて耐用年数が定義されています。
UPSの容量 耐用年数 10kVA未満 5~6年 - シュナイダーエレクトリックの保守サービス提供期間
- 上記指針を元に5年間の提供とさせていただいています。
耐用年数、寿命期に達したUPSは安定性や信頼性の低下が懸念されるため、「安全のためのUPS」としての意味がなくなってしまいます。- 出典:shop APC FAQ(よくあるご質問)
これも正しく言うと、UPS本体の商用電源を受け入れてバッテリーを充電して、商用電源が途絶した場合にはバッテリーに切り替える部分(私の周囲ではUPSのガラとか、ドンガラの部分なんて言います)と、バッテリー部分があると思います。
こうした指針やJEMA(一般社団法人日本電機工業会)の指針を参考にUPSのバッテリー交換時期やUPS本体を含む更改を計画し、予算化し、交換作業を行っていくのです。
この会話、続きがありまして。
おもちゃメガネ「いつ入れたの?」
死んだ人「2008年かなー。持つと思ったんだけどなー。」
耐用年数5年なら、2013年には更新すべきところ。3年も余分に持っていて、とうとうUPS本体からバッテリー劣化のアラートが出たようです。
ますます( ゚д゚)ポカーンです。
たまたま予算が通らなくて、1年延びたとか、その程度ならいざしらず、さすがにこれはないですね。設置しているUPSの容量が大きかったりすると入荷まで時間がかかることもありますし。
死んだ人は、毎日毎日長時間のう○こで、トイレの個室に引きこもっていますが、ものすごく高いランニングコストのう○こ製造機でしかないですね…。(食事中に読んでいた方はすいません。)
登場人物紹介
- おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
- 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
- ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
- VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
- おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
- 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
- マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
- 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
- ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
- DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
- じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
- SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
- ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
- ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。
- ルンパッパ部長…年齢の割に老けて見えるから「部長」でも、風体はルンパッパ。少々、軽いお調子者の口調で喋るが、実際はコミュ障気味。
- 腹…以前もうちに出入りしていた外部の人。請負か準委任契約か忘れたけど。貧乏揺すり的な靴をパタパタさせてうるせー。2016年8月で別な事業所が勤務地となった。