おそ松のところに電話がかかってきた。会話の一部が聞こえてきた。

おそ松「ネットワークはうち（のセクション）じゃなくて、隣（＝私のいるセクション）です。」

おめー、いい加減なこと答えるなよ。

で、しばらくして、私のところに電話が。

どうも用件は、会議室にLANを引きたいんだけど、どこに何をすればいい？ってことらしい。

まー、私もLANは直接担当していないのだが、電話帳に「通信設備」と書いてあるからかけてきたらしい。

通信設備と言っても私の場合は電話なんだよね…。

直近で似たような事案があったけど、あれは別な人がやっていて、最終的にどう対処したかわからなかったが、

私「担当が誰かよくわからないが、依頼するシステムに入れていただければ、適切なところに振るのでまずは、そちらに入れてください。」

と答えておいた。

と、言うのも、誰か適当な名前を出せば今度はその人にかけるだろうし、その人も違うとなれば、電話をしてきた人から見ればたらい回しに見える。

まずは、最初のアクションを教えておいて時間を稼ぎ、依頼が回ってきたら、適切なところに振り分けましょ…ってことにすれば不満は下がるだろう。

おそ松に言いたいのは、自分の担当ではないはともかくとして、勝手にこっちに振るんじゃないって思うね。せめて、そういう時は「私ではないし、私はわからないから、確認して折り返し連絡します。」と言えばいいんだよ。

まったく、こいつのいい加減な対応には迷惑するな…。

↑私は、「いい加減にしろ！おそ松」ですが…。

登場人物紹介

• おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権（上司）の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
• 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
• ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
• VB… 前政権（前の上司）である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
• おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
• 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
• マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
• 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
• ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
• DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。（確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。）
• じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
• SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
• ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。