Logitec LAN-MBW300/PSを買ってみた

出張先のホテルでスマートフォンを使う時に有線のインターネット回線はあっても無線LANがないことが多い。

そんな時のためにモバイルルーターが欲しいと思った。この製品にはクライアントモードがある。これは、このモバイルルーターが公衆無線LANと機器の仲立ちをする形になる。

この機能が特徴的なので、この商品を買った。

製品の詳しい情報は→http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLAN-MBW300PS/

2012/01/20に届いたので、さっそくレビューしてみる。

良い点

1.軽い、小さい

持ち運ぶという意味では必須条件だね。

2.電源供給はUSB Mini-B端子

汎用的なものなので、ケーブルも調達しやすい。この製品にはバッテリーがないので、eneloopモバイルブースターとか、スティックブースター、パソコンのUSB端子から電源供給する。

悪い点

1.クライアントモードの事前設定ができない

クライアントモードを使うには無線LANアクセスポイントの設定情報が必要になる。

ところが、設定方法は無線LANアクセスポイントをスキャンして、選択して、セキュリティーキーの設定をする。

この方法だと、SSIDを入力する必要はないが、公衆無線LANの電波がないと設定できない。

旅行に出かける前に、HotSpotの設定をしておこうとか、Mzoneの設定をしようとか、BBモバイルポイントの設定をしようということができないのである。

また、モバイルルーターの設定はパソコンとLANケーブルで直結する必要がある。出先ではiPadなどのタブレット端末で済ませて重たいパソコンは持ち歩かないでおこうという場合には出先で設定できない。

公衆無線LANの場合、調べれば事前にSSIDやセキュリティーキーはわかるので、この点は改善願いたいところだ。

2.モードの切り替えがなんかスムーズではない。

LANケーブルでパソコンと接続して、スライドスイッチを切り替えて、電源を再投入して、ブラウザでアクセスした時、APモードを選択しているのに「ルーターモードになっています」と出たりする。

あと、スライドスイッチ自体も指で簡単に切り替えにくい。

——

結論

商品としては面白い。だが、クライアントモードの事前設定ができないのは痛い。ファームウェアの改良で挽回して欲しい。複数の機器を持っている人はクライアントモードが魅力的なんだけどね…。

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