たんすケータイ集まった
レアメタル争奪による紛争や環境破壊の防止、資源が少ない日本が生き残るためにも、こういう活動は必要だと思う。
使用済み携帯57万台回収、金7千万円分「発掘」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00001069-yom-bus_all
このキャンペーンは以前にブログでも取り上げましたね。
役所なのに顔文字が入っていたり、初音ミクを使ったり、いい意味で役所っぽくなくて親しみやすいキャンペーンでした。企画した人は大変だったんだろうな。上に説明するときに
「なんだこの顔文字は」
とか
「初音ミクとは何なのだ?」
とかさ。広告代理店とかに発注したのかもしれないけど、大変だったと思うよ。
んでもって、その結果もなかなかですね。
ショップでは無料回収はやっているんだけど、何か特典があるわけでもないしね。このキャンペーンでは抽選だけど、商品券が当たるんですね。
私の住む地域では、民間の会社が携帯電話を30円程度で買い取ってくれます。故障していてもOKです。
IT系ニュースサイトでは、ヨドバシカメラが携帯電話の買取をはじめるというのがありましたが、こちらは動作するものが基本で、それ以外は回収であって買取ではないんですよね。
商売として成立しないと、なかなか買取やポイントでの還元は難しいのかな…。
あと、たんすケータイが増える理由に画像や着メロ等で著作権保護(DRM)があって、外部メモリーにコピーできずに、それらのコンテンツのために残している人もいるんですよね。(コンテンツによっては、SIMカードによる保護のみで外部メモリーにコピーできるものもある。)
何故たんすケータイが増えるかという理由も突き詰めないと、なかなか回収は増えないだろうね。
それから、携帯電話だけでなく、パソコンのマザーボードやグラフィックボードなんかは最初から基板の状態だから携帯電話よりも分解の手間は少ないと思うのだが、こうしたものもリサイクルすれば、金や銅は回収できると思うね。
対象品目を増やすことも必要なんじゃないかな。