パソコンを数珠つなぎにして新薬開発へ
千葉県がんセンター、千葉大、IBMの共同プロジェクト。
小児がん新薬の候補発見へ、世界のパソコンつなぎ解析
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000359-yom-sci
これはグリッドコンピューティング技術と呼ばれるもの。パソコンは常に100%の仕事をしているわけではないので、余った能力を使って、それぞれのパソコンで一部の解析を行い、その解析結果を集積していけば、新薬の候補となる物質やたんぱく質の組み合わせが見つかるだろうというものなんですね。
数年前にネットユーザーの間でUD Agentというソフトを入れて、小児白血病の新薬開発の手伝いをしようという呼びかけ・ボランティアがありました。(私も参加していました。)
あれと原理は全く同じですね。
こうしてネットをしている時のパソコンの能力って、20%あるかどうかなので、残りの80%で小児がんの新薬になりそうな組み合わせを探してくれるわけです。
さっそくこの記事を読んで千葉県がんセンターのページを見てきました。
Help Fight Childhood Cancers (HFCC)「ヘルプ・ファイト・小児がん」プロジェクト(千葉県がんセンター)
http://www.chiba-cc.jp/inst/jp/project/ibm_wcg.html
ヘルプ・ファイト・小児がん プロジェクトの詳細及び最新状況はこちら
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/bioinfor/wcg/hfcc/index.html
実際に協力する方は
World Community Grid参加登録
http://www.worldcommunitygrid.org/reg/viewRegister.do
から行うことができます。