DL春さきどり号乗車レポート
今日は、びゅうの日帰りツアー(快速DL春さきどり号に乗る限定グッズと千葉ポートタワー入場)に職場の同僚を誘って乗車してきました。
05:00 起床。前日も強風(春一番)の影響で京葉線や内房線の一部区間に影響が出ていたため、列車の運行状況を早く確認し、東京駅で合流する同僚に情報提供をするため、早々と。
06:10 最寄り駅で京葉線(海浜幕張~新習志野)、内房線(君津~館山)の区間で強風のため運転見合わせを確認。すぐにメールで連絡。
06:14 京葉線の運転再開を確認。またメールで連絡。
東京駅に到着すると、「特急 さざなみ1号」と、乗車予定だった「特急 さざなみ3号(255系)」が運転取り止めのアナウンスが頻繁に流れる。
ツアーの諸条件に書かれている「特急列車が2時間以上遅延した場合の払い戻し」を準用して、みどりの窓口で運休の旨切符に記載、押印をしてもらい、払い戻しに備える。(後に到着する同僚にも同じく手続きを実施)
07:00頃 合流。当初予定を変更し、運転状態が安定している総武快速線・内房線でDL春さきどり号の始発駅である木更津駅に向かう。
08:00頃 千葉駅で内房線に乗り換え。カメラを持った人が多数いましたし、木更津に向かう間の沿線にもカメラマンが多数いました。
09:00頃 木更津駅到着。事前にレクチャーしていたので、撮影アングルには困らず、なかなか良く撮れていました。私も一緒に撮影を。
びゅうのツアーでは、東京~木更津の切符になっていたので、一旦出場し、記念入場券売り場(改札外)で記念入場券を購入。
DL春さきどり号の切符(乗車券も兼ねる)で再入場。発車時刻が近かったので乗車。
09:15 DL春さきどり号、定時で木更津駅を出発。
DE10が汽笛を鳴らし、C57-180も汽笛を鳴らしてから、ゆっくりと動き出します。ホーム上はDL・SLを見る人、カメラで撮影しようとする人に見送られながら、旅がスタートします。
列車が走り出すと、12系客車のオルゴール音が流れて、アナウンスがはじまります。ご挨拶や切符の確認を行うこと、記念品の配布があること、担当車掌名を伝えていました。
検札を行い、その後、袋に入った記念品が配布されました。次に、DL春さきどり号記念乗車証明書の配布、さらに、DL春さきどり号のヘッドマークが描かれたチロルチョコも一人一人に配られました。(ちなみに、チロルチョコはバレンタインデーだからというわけではなく、2/13~2/15の各日に配られるそうです。)
配布された記念品の内容は次の通りでした。
1.おいでよ房総 春!さきどりパンフレット
2.昭和の汽車旅を実感できる久留里線で旧型客車に乗車しよう! 快速 のんびりくるり号で行く久留里・養老渓谷の旅チラシ(※この旅行商品の詳細は2/19以降、びゅうプラザ店頭でパンフレットをご覧ください)
裏面は、「緊急予告! 去り行く「千マリ」189系の旅」を発売します という情報も。これについては、別記事で取り上げます。
3.ご乗車記念 C57-180号 ペーパークラフト(木更津運輸区)
4.「SL春さきどり号」運転時刻表(木更津運輸区)
運転士が実際の運転に使用している運転士行路表(スタフ)とほぼ同じもの。下部にはC57-180号機の生い立ちが書かれています。
裏面には「SL春さきどり号」「DL春さきどり号」乗車記念と書かれ、ヘッドマークが印刷されています。上部には、「シゴナナを大解剖!徹底図解」という。蒸気機関車が動く仕組みの解説があります。
5.「SL春さきどり号」「DL春さきどり号」ヘッドマークシール。
これは始発駅・停車駅で配っていたものと同じです。
6.菜の花の種(「養老渓谷日帰り温泉でお待ちしています」というメッセージといすみ鉄道、小湊鉄道の並びフォトの印刷紙入り)
以上が記念品でした。
09:38頃 長浦~姉ヶ崎間でDL春さきどり号は速度を落とし、長めの汽笛が鳴り響きました。その後、列車は停車し、アナウンスで線路内立入のため、列車が停車し、安全確認をしていることが伝えられました。
09:42頃 運転再開。しかし、ほんの少し進んだ後、また停車。そして、スピードを抑えて運転再開。
車内アナウンスでは、「線路の安全確認をしながら走行しているため、速度を落として走行している」旨、説明がありました。
姉ヶ崎駅到着は5分遅れの予定(定刻:09:48)とも伝えられました。
09:53 姉ヶ崎駅到着。
駅構内では、記念入場券の販売(改札内コンコース)、C57側では駅長さんとの記念撮影、石炭の配布もしていました。
姉ヶ崎駅3・4番線ホーム(DL春さきどり号は4番線に停車)は人でごった返していました。警備の駅員さんは、かなり大変そうでした。
内房線のダイヤが乱れていたため、DL春さきどり号到着後に立て続けに、内房線上り列車が3番線(上り本線)に入線していたので、ワイヤレスマイクからは列車の到着のアナウンスや業務放送が行われていました。
同僚はこの停車時間で、側面幕を撮影したりしていました。私は既に2/13に撮影を終えているので、条件の悪いこの現場では撮影を見送りました。
試運転日や2/13にもいたせいか、駅員さんから声をかけていただいたり、オヤ12に乗ってC57をメンテナンスしている方とお話をさせてもらいました。
同僚も撮影を一通り終えたようで、手にはビニール袋に入った石炭を持っていました(笑)
同僚は一眼レフカメラを使うのも、鉄道写真の撮影経験がなかったので、3・4番線ホームの木更津方先端に立ち、緊急レクチャー。
必須知識の自身の安全確保と、フラッシュ禁止について説明して、保安設備など写真にとっては不要な物を見切れさせる方法、一眼レフの撮影モードを簡単に説明して上り列車で撮影を練習していました。
ある程度の知識は勉強が必要です。でも、最後は現場に出て、実践の中で体得するしかない部分もあります。駅に停車する列車と駅を通過する列車では、速度の違いがあるのでシャッターを切り始めるタイミングがちょっと違います。早く切り過ぎると、メモリーカードに書き込みをしていてシャッターが切れない(BUSY)になります。
それでも、初めての撮影では、まずまずの写真を撮っていたので練習を積めば、いい写真を撮れるようになると思います。
そうこうしていると、発車時刻が近づいているので、慌ててDL春さきどり号に乗車しました。
10:58 DL春さきどり号、姉ヶ崎駅を定時に発車。
木更津駅出発と同様にDE10、C57が汽笛を鳴らして、ゆっくりと進み出します。カメラマンがホーム先端で待ち構えているのもたくさん見かけました。私も、2/13に同じように構えていましたので、煙がかぶらずに撮影に成功して欲しいな・・・と思っていました。
姉ヶ崎駅を出発した、春さきどり号の車内では、非売品の抽選会が行われました。
「おいでよ房総 春!さきどり」のピンバッチ(駅員さんや乗務員さんの制服についているもの)、ポスター、DL春さきどり号ヘッドマークのバッチ(乗務員さんの制服につけているもの)などが各号車ごとに抽選を行っていました。
残念ながら、私はゲットできず・・・。
11:30頃 蘇我駅構内到着。
蘇我の陸橋には、カメラマンが鈴なりでした。蘇我駅では、旅客ホームではなく、1番線の貨物線側隣に停車。
ホーム上ではないため、ここでは客扱いはしません。
アナウンスでは、「C57-180号機はベテランの車両なので、こまめに停車して、メンテナンスをしながら走る必要があるため、止まっている」旨の内容が伝えられました。
姉ヶ崎駅でお話を伺ったオヤ12に乗車している方々が、この停車中に異常の有無がないか確認したりしているのでしょう。こうした方々が、C57の運転を支えています。
11:48 蘇我駅構内出発。
貨物線路を走って、千葉みなと手前で京葉線(旅客本線)に合流。この区間もマンションから手を振る人や、千葉港で到着を待ちかねていた人が見えていました。
11:57 千葉みなと到着。
これにてDL春さきどり号の旅は終了。
千葉みなとで、ホームの反対側かたC57と京葉線を走る車両の並びショットを撮ろうかと思ったけど、あまりの人の多さに断念。
このツアーでは、千葉ポートタワーで記念品(懐中時計)を受け取ることになっているので、千葉ポートタワーへ。
観光名所のはずなのに、駅を降りても、道順が書いているわけでもなく、バスが走っている様子もない。結局、JR職員の方に聞いて、徒歩で向かいました。
千葉ポートタワー1階でチケットと記念品(懐中時計)を交換。千葉ポートタワー入場券とも交換したのでエレベーターに乗って展望室へ。
ところで、千葉ポートタワーって、結構な高さなのですが、フロア表示は一番上の展望室が4階と表現されています。あれだけ高い建物の地上(1階)と2階(高さ105m)の間は、どうなっているのか疑問に思っていました。
エレベーターに乗ると答えは一目瞭然。非常階段があるだけで、中は何かあるわけでもないようで。
展望室に到着。景色はなかなか綺麗ですが、特に何かあるわけでもなく・・・。
1つ下のフロア(3階。109m)の展望カフェで食事をしつつ、風景を眺めようかと思ったのですが・・・。
12:52 レジでオーダー終了。
座席が少ないので、場所を確保するだけでも一苦労。
ところがいつになっても食事が来ない。すると、隣のグループに向かって店員さんが、
「ハンバーグはお時間がかかるのですが・・・」
と。
ちょっと待て。それってレジでオーダーする前に言うべきことだろ。
13:15頃 我々もいい加減に待ちくたびれたので、店員さんを捕まえて、「いつになったら食事が提供されるのか」を聞く。すると、衝撃の発言が!
店員 「今、ご飯を炊いているところなので、あと10分くらいかかるかと・・・」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
( ゚Д゚)ポカーン
いや、飲食店のランチメニューで、ご飯がないってあり得ないでしょwwwwwwww
さすが千葉クオリティ(住民だけど呆れましたわ。)
これじゃあ、観光で遠方からお越しになった方はガッカリしますよ。
13:20頃 店員が再び登場。「(袋に入った)クロワッサン2つをご飯の代わりにして、ハンバーグを提供するということにできないか?」との交渉。
おい待てwwwwwwwwwww
クロワッサンじゃ、スカスカで腹持ちがしないし、こんなに待たせて、今更こんなことを言い出すなんて・・・。
私と同僚:( ゚Д゚)ポカーン
私が席を外していた時に来たので、同僚も対処に困ったらしく、戻ってから私に相談。
私 「返金対応できたら、返金してもらって別な場所で食事しよう。」
ということで、返金してもらって退散。
我々だけでなく、他にも返金を要求した人がいたみたいで。
結局、千葉みなと駅まで戻り、駅構内の万葉茶屋で普通に食事をしました。こっちは、オーダーしてから3分で食事が出てきましたが、千葉ポートタワーは30分経って、こちらがクレームを出してから出てきた答えが、「クロワッサンで済ませる」ですから。ふざけた話だな・・・と。
ちなみに、万葉茶屋では、千葉ポートタワーから来た人もいたらしく、不満の声が聞こえてきました。
とてもじゃないけど、千葉ポートタワーはデートに使えないし、県外からのお客様をご案内できる状態じゃないですね。
今日は、DL春さきどり号のツアーがあることは知っていただろうし、展望カフェだって、需要が増えることは容易に予想できたはず。なのに、なぜ、ランチタイムのご飯を切らすという失態を犯すのか。
さらに言えば、オーダーの前で食事の提供に時間がかかることを聞いていれば、飲み物だけで済ませた人も多かったはず。結局、無駄に待たせてイライラさせて、挙句に出てきたのがクロワッサンで代替ってね。
とてもじゃないけど、この一件で、イラッとしたので、2階の展望室を見ようという気分は吹っ飛びました。
JR側のサービス提供は文句なしだったけど、最後のポートタワーで悪印象が残りましたね・・・。
はじめまして、こんにちは。私もそのツアーに参加した者です。レストランはそんな酷い扱いだったんですか。私は木更津のファミマで弁当買って車内で食べちゃたんですが、ポートタワーの下のタコスも食べました。生まれてからずうっと千葉ですが、あのタワーに登ったのは私も初めてでした。県民がこんなんですからやる気も無いんでしょうね。特急料金は払い戻して貰いましたか? 帰りのびゅうプラザで随分待たされましたよ。お疲れ様でした。
>cb750f2nさん
コメントありがとうございます。
千葉ポートタワーの展望レストランは、こんな扱いでした。ファミマのお弁当を選択して正解です。
個人的にはDL春さきどり号利用者がSL弁当を買えない(木更津駅12:30~、千葉みなと駅11:00~発売)というのも、ちょっと不親切だと感じました。
私も千葉に移り住んで12年ちょっとですが、初めて登りました。あのタワーももう少し大きく作って、エレベーターを端に作ればスペースを生かせそうですけどね。最上階の展望エリアも窮屈で、人が快適に感じないと思います。何となくお役所仕事という感じがしましたね・・・。
「とりあえず高い建物を作って展望室を作れば、観光スポットになるだろう」
という甘い考えが透けて見えます。
観光スポットにするなら、車以外の来訪者にもう少し優しくしないとダメですね。徒歩でも歩ける距離ですが、足が不自由な方や、お年寄りには辛いと思います。
徒歩で移動する場合に、駅に降りてから、どう行けばいいかわからなかったですし。土地勘のある県民でさえ、困ったのですから、県外の方なら、なおのこと困ることでしょう。
特急料金は払い戻しを受けました。特急列車運休に伴う払い戻しの旨を伝えて、切符を見せたら払い戻しをしてくれました。