派遣切り救済求人、募集は多く応募は少ない

先の記事に関連しますが、ここでも選り好みが。

派遣切り「お助け」求人 どこも「応募は意外に少ない」
http://news.livedoor.com/article/detail/3974897/

確かに日本には「職業選択の自由」が認められています。だから、無理強いはできない。これも正しいでしょう。

しかし、自由には責任がついて回るということを忘れてはいけません。

自由であるということは、言い換えれば、「職業を自由に選ぶ権利」があるということで、権利には義務や責任がセットであるものなのです。

職業を選ぶのは自由です。その結果、賃金が入ってこないのは自ら選んだことなのですから、そのことで「救済しろ!」と言うのは違うと思うんですよ。

こういうことを書けば、「あなたは会社があって、働いて、給料をもらって何不自由ないから、そういう冷たいことを言えるのだ。」と言う人もいることでしょう。

でもね、私だって、本当はもっと違う仕事をしたいと思うことも、今の仕事の中で嫌だと思うことだってある。辛い時もあるし、仕事の中で喜びを感じることだってある。

100%満足している人なんて、そうそういない。10%程度の満足の人もいれば、80%くらいの満足の人もいる。

選り好みをすれば、きりが無いんですよ。どこまでも、「あれが嫌だ」「これが嫌だ」って言える。

それは自由だけど、その結果責任も自分で負えと言うことなんですよ。

しかもね、有難いことに、派遣切り問題の報道を聞いて求人募集を出している会社もたくさんあるんでしょ。その会社だって、不況の中、大変だと思うけど「働きたいのに働けず困っている人を少しでも救いたい」と思っているんじゃないかね。

長く働きたいという気持ちも理解できるけど、食うのにも困るほどならば、一時的に目の前にある仕事をするという考えもあるでしょ。仕事して、金を稼いで、食えて、その合間に時間を作って希望に沿った仕事を探せばいい。

これは派遣の人だけでなく、普通にみんなやってることだと思うけど。

理想を求めるのは自由だけど、その結果責任も自分で負いなさいよ。みんな働いて、納めている税金をあてにするんじゃないよ。

俺の税金はお前らのワガママのために使うために払ったんじゃないんだよ。世のため、社会のために使ってもらうために払ってるんだよ。

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