刈屋アナが名言・・・というより迷言
この実況、たまたま見ていたけど、私は名言じゃなくて迷言だと思います。
欽ちゃん走りって、見えなくはないかもしれないけど、お笑い芸人が言うならともかく、アナウンサーが言うには、ふざけているようにしか思えんが。
元記事に出ている、2004年のアテネ五輪で体操男子団体決勝の「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ」これは、本当に名言だと思うけど。
的確でありつつも、非常に美しい表現によって、体操男子団体の金メダルへの確信と喜びを見事に伝えたこの実況は、本当に名言だと思う。
ただ、こういう名言って、生み出そうと思ってできるもんじゃないと思う。言葉の引き出しを多く持っていないと、最近の実況に多い
「やりました!」
「金です!」
と、単純な言葉しか出てこない。
さらに、感性を磨いていないと、体操の伸身から生まれるきれいな放物線と、架け橋という言葉がつながらない。
日頃から、言葉に多く触れ、感性を磨いていないと、こういう言葉が瞬時には出てこない。狙って言おうとしても、不自然だったり、浮いた表現になってしまう。
こういうのを聞くと真似するアナウンサーも出てくるだろうが、地道に日頃から訓練をしていった上に、こういう表現が生まれるということを知って欲しいと思う。
刈屋アナまた名言「世紀の欽ちゃん走りです」…陸上男子百M決勝
http://news.livedoor.com/article/detail/3780369/