鉄道趣味が市民権を得た

記事の中で出てくる「鉄子」は私も知っています。女性の鉄道ファンの名称です。でも、男性の鉄道ファンを示す「鉄男」ってあんまり聞かないような。単に「鉄」とか「鉄オタ(ヲタと表現する場合もある)」ならありますけどね。

ちなみに、オタとヲタでは、オタ<ヲタの関係性があると一般的に言われ、よりマニア度が高いとされています。

女性の鉄道ファンが増えたな…と感じるのが、女性タレントが鉄道が趣味だと公言する人も増えていますね。ただし、この定義に偽鉄子(職業鉄子)は含みません。偽鉄子(と書いて、木村裕子と言う)は私にとっては敵です。鉄道ファンの限られた活動資金を食い物にする奴は敵です。

まー、ここからは愚痴になりますが、ファンクラブの初期締切までに申し込みを完了しているのに、何も届かないんですけど。確かにファン離脱をしましたが、金銭が動いている以上、きちんとサービスは提供すべきです。サービスを提供した上で私が、そのサービスを利用しないというのは自由だと思いますが。

若い女の子が運転席かぶりつき(列車の運転席前に陣取り、前方の景色や運転動作を眺める行為のこと)をして、キャーキャー言ってたのにはビックリでした。でも、運転士の気が散るので、できれば静かに見てください。

その一方で、鉄道趣味初心者の方には、知らないが故にマナー違反・ルール違反と見受けられる言動も目立ちます。

例えば、列車を撮影する場合には、フラッシュを焚かない。これは、フラッシュの光で目が眩むからやってはいけない行為となっています。

他にも、駅で撮影する場合には、黄色い線の内側で撮影する。列車との接触事故を回避するためです。鉄道はあくまで輸送機関。鉄道趣味の私たちは、あくまで「撮影させてもらっている」という立場であり、安全安定輸送の邪魔になることはしてはいけません。

駅以外の撮影だと、立入禁止区域に入らない、私有地には入らない(入る場合には許可を得る)、録音行為で一般の乗客に静寂を強要しない、車掌に発車ベル・発車音をフルコーラスで流すように無理強いしない などなど。

ひどい人だと、方向幕や号車札など列車内の物を盗む人や博物館で破壊行為をする人もいます。こういうのは鉄道ファンとは私は認めません。ファンではなく、ただの窃盗犯、器物損壊犯だと思います。こういう人物のせいで、今まで風当たりが強かった鉄道趣味が再びバッシングされることになってしまいます。

ルールとマナーを守って、鉄道趣味をエンジョイして欲しいものです。

「市民権」を得た「鉄男・鉄子」 国交省サイトにも登場
http://news.livedoor.com/article/detail/3694707/

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