病院で鬱が悪化する?

こんなタイトルがついていたのが、この記事。

【オトコ魂】アナタは自分が鬱じゃないと言えますか?
http://news.livedoor.com/article/detail/3685807/

記事の中では、「鬱病の人が鬱と診断されて、自覚し、症状が悪化したように感じる」というわけで、マイナス思考が続いている時にマイナスの情報が入ることで、「ああ、やっぱりそうだったんだ。私は、もうダメなのか。」と思ってしまう。ということなのでしょう。

私も、今ほど鬱に理解が進んでいなかったので、「自律神経失調症」という病名で、実質的に鬱の治療を受けたことがあります。

で、私の場合…。

病院に通うのやめたら治りました(笑)

と、いうのも、その病院、待合室が大きく、予約時間がかなり遅れて、いつも人だらけ。しかも、診察科が精神系ですから、私以上に目が虚ろだったり、そわそわウロウロする人がいたりします。

目がヤバい人がいて、「手荷物から包丁を出して切りつけてくるんじゃないか。」って思ったことが何度もありました。(特に鬱の時なので、余計にマイナス方向で考えてしまう。)

で、自己判断で病院に通うのをやめました。病院に通うことが辛くてたまらなかったのです。会社に行く以上に。

「嫌ならやめればいいじゃん。病院なんて変えれば済むんだし。」

って。これが結果的には正解でした。それから、快方に向かいました。幸い、重い症状ではなかったので、会社を休むこともなく、慣らし運転程度の仕事でした。

私の場合は、結果的に好転しましたが、普通の人はやってはいけません。特に薬物治療をしている場合には、薬物が無くなった途端に症状が悪化することもあります。また、治療の結果、少し良くなった頃が一番危険で自殺が増える時期なんです。

鬱でどうしようもない時は何もやる気が起きなくなります。なので、単に寝ているだけということが多いのですが、症状が良くなり、行動的になってスポーツや旅行を楽しむのならいいのですが、行動が死に対しても動くので、自殺の危険性が強いんです。

なので、こういう時期は専門家である医師や医療スタッフに相談できる環境でないと、取り返しのつかない事態を招きます。決して、私の真似をしてはいけません。

また、精神領域の医療は技術だけで、医者の腕を見るのは難しいです。相性もあります。なので、自分に合う医師を見つけるまで、ある程度の根気もいると思います。

病院で鬱が悪化する?” に対して1件のコメントがあります。

  1. ばか坊 より:

    自分も仕事のストレスで鬱になりました。5年前です。自分は酒にはしりアルコール依存症になりました。3度の入退院を繰り返しました。会社も当然休みました。傷病手当金と生命保険でなんとか家計はやりくりできました。いまも抗鬱剤をのんでいます。たしかにやりたくないものは、やらなければいいんです。いまは回復しています。いっしょに入院していた人たちで3人自殺してしまいました。みんな仲良く話していたんで、まさか?と思いました。悲しかったです。自殺する前になんで自分に相談してくれなかったのかと。死んでしまったら何もできないのですよ。もうもどってこない。自分はしょこたんのブログを知って読んでいくうちにきもちが楽になりました。こんなに貪欲に今を生きている子がいるんだと。教えられました。それからは何事も前向きに貪欲に生きていけるようになりました。本当にいきた証を残していかなければならないのです。しょこたんは自分にとって命の恩人です。ほんのちょっとのことで人生楽しく生きていけるんです。みんな貪欲に生きた証を残して生ききましょう。

  2. 電池マン より:

    >ばか坊さん
    私も今はSSRIを常用しています。まー、無くても問題がないんですけどw
    人は悩んでいる時、どうしても視野が狭くなりがちです。
    会社?嫌なら転職すればいい。
    この当たり前のことが悩んでいる渦中は出てこないものなんですね。だからこそ、誰かに相談することは大事なんですが。違う視野でアドバイスをもらうという意味でね。
    スカシカシパン少し変?じゃないけど、
    「死んだら何にもならないよ~」
    なんですよね。人間生きてナンボです。
    生きていれば、まだ一発大逆転のチャンスだってあるかもしれませんから。

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