岩手・宮城内陸地震

今日、08:43頃、岩手県・宮城県を中心に震度6強の地震が発生しました。すでに死者が2名、負傷者は多数で観光バスが土砂崩れで埋まっているという情報も入っており、非常に心配しています。

私は、今朝、電話工事の関係で会社に来ていました。千葉県ですので、地震の揺れは問題なかったのですが、この部屋には緊急地震速報システムがあり、震度6+の文字を見て青ざめました。

被災地方面は、現在、電話がつながりにくい状況だそうです。防災関係者、救護関係者のためにも安否確認は災害用伝言ダイヤル、Web171、各携帯電話会社の災害用伝言板を利用するようにしてください。

交通も新幹線が立ち往生で2000名以上が缶詰になっているとの情報が入っています。

大きな地震が各地で起こっていますが、日本は地震国家です。いつ、自分の身に起こるかもしれません。災害への備えをしっかりし、被害にあわないように準備しておく必要があると思います。

さて、少し私の得意分野のお話をしましょう。

役に立たないと世間で酷評されている緊急地震速報ですが、今回は、一般向けもテレビで流れた瞬間にゆれたという声や、震源地から少し離れたところでは、数秒程度の猶予時間があったように思えます(気象庁発表の情報を参照しています。)

私のところでも、今回は第1報から震度5-以上の予想と到達予想時間が出ていて、揺れた範囲の円が広がる様子が出ていました。

詳しいことは聞き取り調査などが必要だと思いますが、ひょっとしたら、緊急地震速報で自己防衛をして、大事に至らなかったケースもあったのではないでしょうか。

そう考えると、現在利用可能な技術を用いて、少しでも減災をするという目的は、完全ではないけど達成できているように思えます。決して、無用の長物なんかではない。私は、そう思っています。

2人死亡、けが人多数…震度6強の岩手・宮城内陸地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000002-yom-soci

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