こういう奴いるんだよな。

自然に放すことが善だと思う人。

餌を与えたりすることが善だと思う人。

動物や植物といった自然って、そんなに簡単なものじゃない。

自然とは淘汰があるので、誰かが入ってくれば、誰かが追われるのである。ネタ元の記事の場合は、外来種が在来種を淘汰して追いやったわけだ。

他にも、野良猫や野良犬、野鳥、野生生物に餌を与える人もいる。うちの会社の寮にも野良猫がいるが、牛乳なんかを与えている奴がいる。

でも、それっていいことじゃない。野良猫を良いと思っていない人には迷惑だもの。ただ、最近では、街猫という考え方もあって、家で飼うわけではないのに餌を与えるのは一緒だが、予防接種や去勢もちゃんとしているのが違う。それと、これは明らかな違いがあるので混同されないようにして欲しい。

さらに野生生物の場合、餌を与えることで、餌を取る能力が劣ってしまい自然の中で生きられなくなることだってある。

人間の食べ物がおいしいことを理解してしまった野生動物が、人里に出てくることだってある。クマなんかが、こんなことになったら、人的被害だって想定される。

特に砂糖は自然界に存在しない（糖質は存在するが精製糖は自然には存在しない。）ために、このおいしさを知ると癖になると聞いたことがある。

いずれにしても安易な行動が、自然に影響を与えるということをもっと知り、自然とうまく付き合うようにして欲しいと思う。

【コラム】　その“善意”が命取り!?外来生物がもたらす脅威
http://news.livedoor.com/article/detail/3563399/