マックがスタバに対抗

アメリカでの話ですが、何年か後には、日本でも同じようなことをするんですかね…。一説には、マックカフェが既にスタバ対抗という話もありますが、会社の子の情報によると、

「マックカフェに行くくらいなら、普通にスタバに行ったほうがいい。とにかくしょぼい。」

とのこと。

私は行ったことがないのですが、この「しょぼい」というのが、コーヒーやフードの味なのか、サービスの質なのか、雰囲気なのか…。様々な要素があると思うんですけどね。

ロイターの詳細記事によると、スターバックスのようなバーカウンターを設置してバリスタも配置。さらに、スムージーや缶入り飲料も販売するとのこと。

アメリカのマックもスタバも行ったことがないけど、単に真似事をしても勝てないと思うんだよね。

マニュアル化のマック、マニュアルの上に考えて行動するスタバという点では、従業員の質の高さはスタバに軍配が上がると思う。

一方で、安価なマック、高価なスタバという評価軸もある。これは、単なる支払額の差だが。

では、お客さんは、何にバリュー(価値)を求めているのか。ということがこの競争を勝ち抜く上でのキーになる。

無愛想でも安いマックがいいのか、高いがハートフルなスタバがいいのか。それが、支払う金額に見合った、あるいはそれ以上のサービス(商品、接客)なのか。この勝負、結末はいかに。

そして、株主的には、USでの戦いが数年後には、JPでも勃発するという可能性を示唆していると思う。

今のところ日本では、早く安くならマック、ゆったりのんびりならスタバという住み分けができていると思う。

だが、マックもカフェブームに対抗してマックカフェを出してきているから、布石は打たれている。日本でも競争激化というシナリオはあり得る話だし、ライバル視されるほど成長するだろうと読むこともできる。

つまり、成長している限りは株価は現状維持だろう。Jスタバ株というのは、残念ながら通好みの銘柄ではないので、これ以上、株価が大きく上昇するとは思えない。せいぜい3月の株主優待前に少し上昇する程度で、ほぼ横ばいか経済動向次第では、下落していくだろう。かくいう私も、1株株主から脱出するつもりもない。投資額に対するリターン(配当)が割に合わないからだ。

ちなみにスタバの配当利回りは、0.37%。(配当200円÷1月7日終値 53500円×100=0.37)

細かく業種別で調べてはいないが、0.9~3.0%程度は配当利回りはあってもいいように思える。成長の割に株主に還元が少ない=株主を大事にしていないというのが、市場の評価だろう。

もちろん、成長のために内部留保をする必要もあるのだが、マーケットの参加者が納得するような理由ではない。「何となく留保」タイプなのである。

私を納得させる留保理由をぜひ聞かせて欲しいものだ。そうしたら、少しは買い増してもいいと思うのだが。

なので、身近な人にはJスタバ株は3月、ボーナス後を避けた時期に1株だけ買うことを推奨している。一番推奨しているのは権利落ち日から数日後、次に梅雨時。1年チャートを見て底を打つ時期はこのあたりが多い。

米マクドナルド、スターバックスに対抗しコーヒーカウンター設置へ=WSJ
http://news.livedoor.com/topics/detail/3454578/

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