相撲協会記者証没収問題収束へ
結局、抗議を受けて記者証を返したとのことだが…。
なんか、釈然としない。
まず、没収理由(1)が協会批判をしたからという言論統制と言われかねない理由であること。
次に、没収理由(2)が「会友」であるにもかかわらず、「相撲ジャーナリスト」「相撲評論家」という肩書きでテレビ出演したということ。
本音は、(1)なんだろう。ただ、それでは、肝っ玉が小さいと言われかねないから、もっともらしい(2)の理由をつけたというところではないか。
でも、普通の人に「会友」と聞いても、ピンと来ないし、結局は、相撲について詳しい人としてコメントを求めるのだから、「相撲ジャーナリスト」でも「評論家」でもいいと思うのだが。
会友と、「ジャーナリスト」「評論家」では、権限がどう違い、それぞれの肩書きでどういう立ち振る舞いを求めているのか明確にすべきだ。そうでなければ、違う肩書きだから没収という不可解なルールが出来上がってしまう。
はっきり言えば、ワイドショーに出ているから気に入らなくて、黙ってNHKの相撲中継とスポーツ番組と、スポーツ新聞だけにしておけ。と言いたいのだろう。
こういうことをしている限り、相撲に対するダーティーなイメージは消えないと思う。
また、朝青龍問題も、未だに理事長がダンマリというのもおかしい。
言論封殺をする前に、責任者として説明責任があるわけで、責任は負わないで権限ばかり振りかざすようでは、相撲なんか誰も興味を持たないと思う。
私もブログで批判を書いているが、批判を書いて憂さ晴らしをするだけの存在に相撲と相撲協会は成り下がっていると思う。
北の湖理事長の「言論統制」 記者から取材証没収
http://news.livedoor.com/article/detail/3304586/