9・11から6年…
ちょうどこの記事を書いている時間にテレビを見ていたら、衝撃的な映像が流れてきました。
旅客機がビルに突っ込み、そのビルから白煙が青空に立ち上がる…。
これが事故ではなく、テロ行為だと知り世界は驚愕と恐怖に震え上がったあの日。
もうその日から、早くも6年が経ちました。
アメリカはテロとの戦いを標榜して、アフガニスタンを攻撃し、イラクで戦争を行ってきました。しかし、その戦いは未だに終わっていません。
戦いが何を持って終わりとみなすのか。テロ組織の全容をつかみきれない以上、終結判断なんてできないと思います。
テロリストによる理不尽な無差別殺人に対して、国際社会は毅然とした態度を取るべきだと思います。
しかし、テロリストがなぜ生まれるのか、どうしてテロ行為に走るのかという根源的な問題を解決しなければ、血で血を洗う戦いが続き、憎しみが憎しみを呼び、悲しみはより深いものになることでしょう。
欧米社会のイスラム教徒に対する弾圧、腐敗政治、貧困…これらへの絶望感が、反グローバリズム、反欧米となり、テロへ走らせている構図があるのではないでしょうか。
戦争で根絶やしにすることだけが解決方法ではないはずです。
対話と理解と協調という道もあるはずです。
根気のいる話ですが、お互いに武器を捨て、対話をしてみませんか?
お互いに憎いかもしれないが、それを一度横に置いて、冷静に話せませんか?
罪無き人々がWTC(World Trading Center BLD.)で瓦礫の中、死んでいきました。
その人々を救おうとした消防隊、警官も亡くなりました。
もう、これ以上、罪無き人が理不尽な犠牲に遭わない為にも、武器を捨てませんか?
同時テロ6年、各地で追悼式=グラウンド・ゼロから会場移転-米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000188-jij-int
<米国>9・11から6年 グラウンド・ゼロ周辺で追悼式典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000153-mai-int
「9・11」から6年、小雨のNYで追悼式典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000014-yom-int