舛添氏「牢屋に入れ!」
私も激怒した社会保険庁の着服問題。
先日の記事で私は着服に関わった者を「犯罪者」と呼び、きっちり金を回収しろと書いた。さらに、「マグロ船に乗って生命保険で補填される」という形であっても、金を戻せと書いた。それくらいこの問題は国民に対する裏切りであり、厳しく罰せられるべきだと思うが、告発をしていないケースもあるというのだから、ぬるま湯ぶりに驚くばかりだった。
舛添氏も、私と似たようなものらしい。記事によれば
「泥棒でしょ。これは盗っ人なわけですよ」「横領のようなことをやった連中はきちんと牢屋(ろうや)に入ってもらいます」と怒り爆発。今後は処分を受けていない職員を刑事告発する方針を示した。
とのことで、これも私が書いたように「犯罪者」と定義して徹底的に罰する方針だろう。
だが、舛添さんの仕事はこれで留まってもらっては困る。
再発防止策なり、組織機構の改造などもあるだろう。この発言では、庶民の私と同レベルで大臣として何をすべきかを国民に示す必要があると思う。
もちろん、すぐに出てくるべきものではない。まずは、犯罪者を刑務所に送ることを示しただけに過ぎない。
私は、ここまで信用を失墜させた年金制度は解体すべきだと思っている。民間の金融機関が個人年金商品があるわけだし、自己責任の下で運用するか、税金を上げてでも老後の保障は国がやるような仕組みにすればいいと思う。
それに年金の仕組みは、老後世代を現役世代が支える構造である。自分のお金を自分で使っているわけではない。
解体する際には、給付が足りなくなる。この問題をどう解決するかが問題だが、こんな年金制度なら現役世代の私はいらないと思っている。