朝、出社するなり、聞こえてきた会話がイラッとする。

何を話しているかと思えば、業者の悪口をエキサイトして話すおもちゃメガネ。

朝一番から、揚げ方が悪くて油が染みこみまくったトンカツを食わされるような気分だ。

おもちゃメガネ「あいつら(業者)さ、人だぶついている感があるぞ。(指をさしてこの事業所に常駐している業者を示す)あいつらだってひどいもんだよ。」

おもちゃメガネ「でもさ、あの件は値切っているから、あんまり強く言えないけどさ…(以下略)」

うーん。俺、それ違うと思うんだよな。

SLA(Service Level Agreement;サービス品質保証)に基いて、その約束に基づいた仕事をしているなら、それは文句を言う話じゃない。値切ろうが何をしようが、SLAに基づいていないなら文句を言えばいい。実働部隊は金の話なんかどーでもいいだろうし、それは営業側の営業戦略もあって、安くても受注することはあるだろう。

私はね、払うべきものはきちんとお支払いすべきだと思っている。実際にある案件で私が担当になった際に、工事の伝票が出てこなかったから、聞けば

業者「いつも無料でやっています。」

と。いやいや、せめて部材代くらいは出さなきゃおかしいだろ。

ということで、こっちから、適正料金化したことがある。当時の上司(ぽんぽこ2号)にも話したが、割とあっさり通った。

こちらは契約に基づいたサービスを要求し、相手は契約に基づいたサービスを提供する。それができないなら、堂々とクレームを出せばいいし、それができない担当なら、「変えろ」と突きつける。それでもダメなら、責任を果たせる業者にするしかない。契約を切るという話にもなる。非常にシンプルな話だ。

だが、そこで、こちらに弱みがあると、シンプルな話がおかしくなる。

値切ったから、契約外のことをやらせているから…なんてのは、よくある話だろう。(ま、私は前述の通り値切ったのは営業判断ですし、交渉過程で締結した契約と契約条件が全てだと思うので、んなもんはどうでもいいと思ってますが。)

こう書くと、契約だのSLAだの、切るだの、変えるだのと冷たい印象を持つ方も多いかもしれない。でも、こちらも仕事。ちゃんと責任を負えるように業者を管理して、回して、自分の仕事を進めなきゃいけない。

そして、普段、真面目にきちんとサービスを提供してくれていれば、こんな話は出てこないし、馬鹿話だってする。

ただ、慣れ合いにならないように引くべき一線は両社(両者)の間にあることを忘れてはいけないと思っている。

登場人物紹介

  • おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
  • 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
  • ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
  • VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
  • おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
  • 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
  • マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
  • 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
  • ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
  • DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
  • じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
  • SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
  • ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
  • ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。