日曜日に家電店で、Wiiが4980円で買える条件が、ひかり電話Aだったので、思わず見ていたら、販売員に

「ひかり電話Aに加入することが条件なんですが、今、インターネットはお使いですか?」

と、お約束の質問。

「ええ。ADSLで使っています。」

と答えると、光ファイバーが入っているか聞く。ここで、答えられないと

「5分ほどで調べられますので」

と言ってカウンターへ誘導されるというのがわかっているし、そうなると気の弱い人は契約しちゃうんだよね。で、私は、

「ええ。建物に入っていることは確認していますし、VDSL方式であることも知っています。」

と答える。すると、

「でしたら、契約可能ですね。今ですと、最短で○月○日に工事をすることが可能です。」

おい、ちょっと待て。まだ契約するとも言っていないのに、もう工事の話かよ。

その前に料金の問題があるだろうと思った。そこで、意地悪な展開をしてみた。

「でもね、通信速度は現状でも十分なんですよね。映像系サービスが提供されたら光にしようと思っていたんですが、まだサービス未提供でね。」

すると、予想通り。

「光に切り替えたほうが料金も安くなるんですよ。」

と言ってきた。はい、あんた信用できないのが確定。

まず、私のADSLがどの速度かも聞いていないのに、どうして安くなると言えるのか?

フレッツADSLには6つの速度区分と、通常料金かマイラインプラスとのセット割引かの違いで、11の料金が存在する。(エントリーだけはマイラインプラスとのセット割引がないので、11区分となる。)さらに、ADSLモデムがレンタルであればレンタル料金が加算される。

これで、私がフレッツADSLエントリー(1Mタイプ)なら1600円で、モデムレンタルが490円だ。

ところが…。さらにインチキだったのがチラシだった。

公正取引委員会の排除命令は、まさに私が思ったインチキそのものだったのだ。

チラシには、1500円足らずの料金だと書いている。だが、小さな文字で別途、Bフレッツの契約が必要という内容が書いている。

私のように、ひかり電話は、光ファイバー契約をしている人が契約できることを知らなければ、後日、届く請求書にびっくりすることだろう。

悪いが家電量販店のセールトークなんて、百戦錬磨の私には全てお見通しだ。ましてや、インターネット、電話、パソコンについては、仕事でも扱っているので、そこいらのアルバイトよりも詳しい。

私は、冷静に

「自宅に帰って検討します。なにかパンフレットはありますか?」

と聞くと、パンフレットをくれた。

だが、2つとも、ひかり電話の料金だけが書かれていて、Bフレッツの契約が必要という大事な情報は小さく書かれているだけだ。

家に帰って再検討すると、さらにわかったことがある。それは…。

"ひかり電話を契約すると、ひかり電話対応のルーター(レンタル)しか使えない。"

このことは、よくある質問のひかり電話対応ルーターについての「ひかり電話対応ルータは市販のものが使えるのですか」に書かれている。

これがまず、私が嫌な理由だった。

専用のルーターしか使えないと、無線LANにするには、無線LANカードまでレンタルしなくてはならないし、ランニングコストが増加する。さらに、AOSSなどの簡易設定機能が使えないから、機器を増設すると不便で仕方がない。

さらに、Bフレッツのマンションタイプでタイプ2だとしても、現状よりも料金が上がることが判明した。何が「料金が安くなる」だ。大嘘つきじゃないか。

結局、私は導入を見送った。

電話は、ほとんど使わないから、通話料が安くなったとしてもメリットにはならない。あくまでも固定電話はバックアップ回線の扱いで、私の場合は、インターネット通信が主なのだから。

インターネット、電話は、本当に最近、紛らわしい広告が多いので、契約する前にパンフレットの隅々まで読むか、詳しい人に相談することだ。

ただ、こういうことが相次ぐと、利用者は広告を信用しなくなる。それは巡り巡って自分たちの仕事をやりにくくすることになるのではないか。業界は、猛省し、利用者本位に改めるべきだろう。

NTT東西、「ひかり電話」広告の料金表示で公正取引委員会から排除命令
http://news.livedoor.com/article/detail/3730891/