水墨画の伝統を継承し、卓越した技法と構想力で時代を超越した独自の世界を築き上げた父子二代にわたる創作の足跡を公開。

ビーナスライン周辺に見られる約１８０種類の植物を花色別に分類。合わせて生育分布や花期も記載した持ち運び便利なポケット版の図鑑。

名ピアニスト・マルグリット・ロンがドビュッシーから直接教授された技法、解釈と「こころ」を伝えるまたとない名著。待望の完全新版化。

ル・ミュエの建築書は、都市空間の構成要素としての一般住宅家屋の重要性に着目し現実に即してその合理的な建築形態を追求した先駆的な作品である。この書をわが国に紹介し、都市の住宅建築の一つの現実的モデルを示すと同時に17世紀フランスの都市と建築に関する認識を深め..

岡山市にある政田小学校に昭和４年に寄贈され、その後廃棄処分されて資料館に眠っていた外国製のピアノ。修復活用委員会を結成してから修復後の記念コンサートまでを記録した、修復と活用の詳細な報告書。

人形座は1952年東京に生まれ、解散する63年までの11年間、日本中の小学校、中学校を廻って情熱的に人形劇を上演した劇団、人形座の作品７篇を収める。(演劇・映画図書総目録より)

飛騨と五箇山の５つの村 （牛首、加須良、桂、馬狩、大窪） を訪ね、 40年にわたって撮り続けた写真集。 合掌の住まいと人々の暮らしが縄のように綯われてあった時代を見事にとらえ、 世界遺産のバックボーンを提示する傑作。

厳しい内省とひたすらな精進の生涯であった村上華岳は、近代日本絵画史に不滅の業績を刻んだ。本書は彼が生前に雑誌に発表した感想や作画態度の覚えから思考メモに致るまでを、子息常一朗氏が、新たに出た未発表の１６篇や草稿の断片と、昭和７年の日記を増補して克明に整理..

ひとつの時代、ひとつの領域にとどまることのない、美術そのものを超えた叙事詩的な文明観、宇宙観を、人類の芸術創造の営みに仮託してうちたてた、壮麗な神殿にも比すべき、無窮の哲学。